これまでの勉強会の案内をコメントを中心に掲載しました


解決志向(ソリューション)の考え方、使い方のエッセンスがさりげなく示されていたり、当会の活動の歴史(?)が垣間見えます。ご一読いただければ幸いです。

(事例的な記載については、全て経験を踏まえて創作した架空のものであり、特定の個人を指すものではありません)


2024年4月の勉強会

<第259回(Zoom開催)と 第260回(対面開催)>

 

 4月から新しい職場という方もいらっしゃると思います。
私自身は職場は変わらず、一方で座席の位置が変わりました。
以前よりも事務室全体を見渡せるようになっただけなのですが、
不思議なもので、やっている仕事は全く同じでも、
気持ちが少しポジティブに変わった気がいたします。
子どもや家族との面接に際しても、SFAでの「例外」の要素として、
例えば教室や食卓、リビングなどでの座る位置、目にするもの、
動線といった細部にもヒントがあるかもしれないと感じたところです。

それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。
是非お気軽にご参加ください。

【①  Zoom開催】
〇日時:4月12日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:4月20日(土) 17時30分開始、20時終了予定
○場所:かでる27「310会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。

 

 

 

 

2024年3月の勉強会

<第257回(Zoom開催)と 第258回(対面開催)>

 

 本日3月3日はひなまつりですね。
金田一春彦氏の「ことばの歳時記」(新潮文庫)を開いたところ、
元来は「ジョウシ」の節句。もちろん「上司」なんかではなく、
「上巳」十二支のヘビの意で、陰暦三月第一の巳の日を指すとのことでした。
ひなまつりと言えば桃の節句で、桃色のイメージでしたが、
ヘビという言葉が差し込まれることで、そのイメージがちょっとだけ変わりました。
このことは言葉の、特に面接における機能とも類似するところがあるように思います。
例えば子どもの問題とされる行動に悩む保護者に対し、子どもの強みや例外に触れたときのように。

それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。
是非お気軽にご参加ください。
【①  Zoom開催】
〇日時:3月8日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:3月16日(土) 17時30分開始、20時終了予定
○場所:かでる27「110会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。

 

 

 

2024年2月の勉強会
<第255回(Zoom開催)と 第256回(対面開催)>
 毎年この時期に開催されている「人形劇フェスティバル2024年さっぽろ冬の祭典」
を観てきました。今年は「ひとりぼっちの狼と七ひきのこやぎ」でした。
(HP:人形劇フェスティバルさっぽろ冬の祭典 (do-ninkyou.or.jp))
グリム童話の「狼と七匹の子山羊」とは異なり、
こやぎを食べる気満々で自分のことを怖い「オオカミ」だと繰り返す狼に、
こやぎたちが「オオカミではなくオジチャン」などと言い返し、
結果として心温まる交流をしてしまう狼。
悪者ではない狼が構成されていく過程という見方もできそうですが、
ソリューションにおいてもクライエントを専門家として対話を続けることで、
クライエントの世界の見え方が変わるなど、
似たようなことが起きているようにも感じて、興味深く観たところです。

それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。
是非お気軽にご参加ください。

【①  Zoom開催】
〇日時:2月9日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:2月17日(土) 17時30分開始、20時終了予定
○場所:かでる27「310会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。


2024年1月の勉強会
<第253回(Zoom開催)と 第254回(対面開催)>
新春対談で歌人の俵万智さんと作家で言語学者の川添愛さんが「言葉」について
語り合っており、以下のようなやりとりがありました(北海道新聞、R6.1.3)。
・とある署名活動についてネット上に「まだ署名やっているよ」と書いている人がいた。
・この「まだ」のニュアンスにより、「まだ署名やっているから協力して」なのか、
「まだ署名やっているよ、意味ないのに」なのか、正反対の意図に取られてしまうこともある。
 上記は一つの言葉に複数の解釈が成り立つ例になりますが、クライエントとの面接においても、文脈(context)で言葉の意味が異なることを念頭に置いておいてもいいかもしれません。

それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。
是非お気軽にご参加ください。
【①  Zoom開催】
〇日時:1月12日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:1月20日(土) 17時30分開始、20時終了予定
○場所:かでる27「310会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。

2023年12月の勉強会

<第251回(Zoom開催)と 第252回(対面開催)>

 

小説『沈黙』を書いている遠藤周作氏は、
別のところで沈黙を次のように説明しておりました。
「沈黙の背後にはそれを聞く耳を持った人間ならば、
きっと聞くことのできるX(エックス)がひそかに息づいている」
(『生き上手 死に上手』「言葉の力」P.251、海竜社)

ソリューションでは質問に対するクライエントの沈黙に耐えることを求めており、
また、解決を構築するために利用できるとされています。
(「解決のための面接技法<第4版>」P.29-30)

ただ、先に引用した遠藤氏の言葉は、例えば虐待を受けた子どもとの面接等における、
声にならない声に対する私たちのとるべき態度を示しているようにも感じたところです。


それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。
是非お気軽にご参加ください。

【①  Zoom開催】
〇日時:12月8日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。

【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:12月16日(土) 18時開始、20時30分終了予定
○場所:かでる27「110会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。

 

 

 

2023年11月の勉強会

<第249回(Zoom開催)と 第250回(対面開催)>

 

夏の猛暑の影響と言われていますが、札幌では雪虫がすごかったですね。
いつもは初雪の近いことを知らせる虫で可愛いらしい印象もありましたが、
今年はあまりに大発生したことで怖いくらいでした…。
雪虫自体は変わらなくとも、その存在の印象や意味まで受け取る側次第で
変わるというのは、虫に限らず様々な場面で見られるものかもしれません。
それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。
是非お気軽にご参加ください。

【①  Zoom開催】
〇日時:11月10日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご�挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:11月18日(土) 18時開始、20時30分終了予定
○場所:かでる27「310会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。

 

 

2023年10月の勉強会

<第247回(Zoom開催)と 第248回(対面開催)>

 俳人の櫂未知子さんが、参加した講演会を振り返り、俳句における副詞について言及しておりました。
 曰く「あってもなくてもよいが、それがあることで、文章や作品の味わいが増す」
とのことです(北海道新聞「十七音の旅」2023年10月1日朝刊)。

 クライエントとの面接で用いる私たちの言葉にも、実は副詞が大きな役割を果たしているのではないかと改めて思ったところです。
 副詞の例をいくつか以下のとおり挙げてみます。


もちろん、きっと、たいてい、まるで、すでに、
もっと、ゆっくり、やや、とても、そろそろ、もし~したら


 SFAならどのような言葉が後ろに続くのか想像してみると、
面接における副詞の役割・効果が少しイメージできるかと思います。


それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。

是非お気軽にご参加ください。


【①  Zoom開催】
〇日時:10月13日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:10月21日(土) 18時開始、20時30分終了予定
○場所:かでる27「110会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。

 

2023年9月の勉強会

<第245回(Zoom開催)と 第246回(対面開催)>

 通勤時に小さな公園の横を通るのですが、父親と小学校低学年くらいの子どもが、
毎日キャッチボールをしております。父親は寡黙な様子ですが、よくよく聞いていると、
「お」「おぉ」「おう」「ん」
などとボールをキャッチするタイミングで短い言葉をかけているようでした。
それに合わせて子どもの表情は一喜一憂、時に勇気百倍な感じで、
父親めがけて一所懸命にボールを投げています。
それらの言葉は短くとも、二人の間では十分な意味が与えられているのだと感じたところです。

 それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」と「対面(集合)」での開催です。
是非お気軽にご参加ください。

 

【①  Zoom開催】
〇日時:9月8日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催】
○日時:9月30日(土) 18時開始、20時30分終了予定
○場所:かでる27「110会議室」
○事前申込不要です。当日直接会場にお越しください。
○会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※Zoom中継はありません。

 

 

2023年7月の勉強会

<第243回(Zoom開催)と 第244回(対面開催)>

 

7月の勉強会は2回の開催です。① 7/14(金)にZoomで開催、② 7/29(土)に対面(&Zoom)で開催です。

 

【①Zoom開催】
〇日時:7月14日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
ご参加を希望される方は、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、ID・パスワード等をご連絡いたします。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。
【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします(必ず顔見せということになります)。
・途中参加及び退席は可能です。一言ご挨拶ください(音声、チャットいずれかで)。
・参加費については、当面の間、無料といたします。

【②対面(集合)開催(&Zoom開催)】
○日時:7月29日(土) 18時開始
○場所:かでる27「510会議室」
○事前連絡不要です。当日直接会場にお越しください。
○以前と同じく会場費(参加費)としてお一人500円をいただきます。
○風邪症状があるなど体調の悪い時は参加をご遠慮ください。
※試験的にZoomも併用いたします。Zoomでの参加を希望する方は、
7月29日開催である旨を明記いただき、これまでのZoom開催と同じく
事前に以下のアドレスに参加申し込みをしてください。
なお、あくまでも試験的であることを予めご了承ください(Zoom参加は無料)。
〇Zoom申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

 

 

2023年<6月の勉強会 第242回(Zoom開催)>

 子どもの古い教科書を整理していたら、大江健三郎さんの話が目に留まりました。
 それは大江さん家族が帰省したとき、長男の光さんが別れ際、祖母に大きな声で、
「元気を出して、しっかり死んでください!」
と言ったエピソードでした。帰宅後、光さんは電話で訂正しましたが、
その後大病をした祖母が、病気の間、一番力づけになったのはこの言葉だった、
とのことです。(大江健三郎「吟味された言葉」『中学校国語2』所収、学校図書)


面接の場における流れの中で、クライエントにフィットした言葉、
変化を引き起こした言葉についても、場や文脈を離れて後で振り返ると、
意外なものがあったりしますよね。

それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」での開催といたします。
Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。
〇日時 6月9日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)


勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を
考えております。
ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ
お申込みください。折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワード等を
ご連絡いたします。
〇申込先: solution.h.2020@gmail.com


※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。


【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。
(必ず顔見せということになります。)
・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。
(音声、チャットいずれかで。)
・参加費については、当面の間、無料といたします。
ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

2023年<5月の勉強会 第241回(Zoom開催)>

 先日、通勤時のバスにお母さんと就学前のきょうだいが乗ってきて、

上のお兄ちゃんが妹に次のように言っているのが聞こえてきました。

「花は間違ったところに咲かないんだよ。」

す、すごいぞお兄ちゃん。人にも当てはまりそうな深い言葉に感銘を受けました。

私は『夜と霧』の著者でもあるフランクルが収容所で自殺を試みた男性に言った

次の言葉を思い出しました(正確にはその一部ですが)。

 「たしかにあなたは、人生にもう何も期待できないと思っているかもしれません。

人生の最後の日がいつ訪れるかもしれないのですから、無理もない話です。

けれどもその一方で、人生のほうはまだ、あなたに対する期待を決して捨ててはいません。

あなたを必要とする何か、あなたを必要としている誰かが必ずいるはずです。

そして、その何かや誰かはあなたに発見されるのを待っているのです。」

(「知の教科書 フランクル」諸富祥彦、講談社、p.84)

フランクルの思想のエッセンスをよく表している言葉であり、SFAに限らず、

心理臨床にヒントを与えてくれる考え方でもあると思います。

 

それでは、例会のご案内です。今月も「Zoom」での開催といたします。
Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。


〇日時 5月12日(金)18:30~21:00

(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへ

お申込みください。折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワード等を

ご連絡いたします。

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

【参加上の留意点】

・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

・Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

2023年<4月の勉強会 第240回(Zoom開催)>

 30件以上の無罪判決を確定させ、伝説の裁判官と呼ばれることもある木谷明さんは、真相に近づくために審理で大事にしていたことを次のように語られておりました。
 「被告人が本音を話しやすい環境を整えるのは裁判官の役目。中には被告人に偉そうな態度をとる裁判官もいますが、それでは職業人として失格です」
(北海道新聞「聞く語る」、令和5年3月29日朝刊)
 対人援助の分野でも、まずはクライエントの話をもっと知りたい、もっと聞かせてほしいという「知らない姿勢」を大切にしたいですね。
 それでは、今月の例会のご案内です。今月も「Zoom」での開催といたします。
 Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 〇日時 4月14日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
 勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
 皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 ご参加を希望される方は、このメールへの返信ではなく、下記アドレスへお申込みください。折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワード等をご連絡いたします。
 〇申込先: solution.h.2020@gmail.com
 ※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

2023年<3月の勉強会 第239回(Zoom開催)>

 

ソリューションの勉強を続けていった際に陥りやすい点として、
セラピスト側の役割を誤解する例があるように思います。
「厳密に言えば、臨床家がクライアントをエンパワーするわけではなく、また彼らの代わりに別の意味づけを作り出すわけでもない。
それらができるのは、クライアントだけである。」
(「解決のための面接技法」第4版、金剛出版、P.350)

 

初学者に限らず、心に留めておきたい言葉だと思います。
それでは、今月の例会のご案内です。今月も「Zoom」での開催といたします。
Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 3月10日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。
ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。
折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。
〇申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

2023年<2月の勉強会 第238回(Zoom開催)>

 

 先日札幌でも大雪になりましたが、今回はその際の出勤時の出来事になります。
 雪のため歩けるところがとても狭く、お互いすれ違うためには、どちらかが道を譲らないとならない状況でした。しばらくの間は私が譲っていたのですが、ある時を境に譲られることが多くなりました。
 あれ?また?と少し戸惑っていたら、雪とかぶったフードで気が付かないうちに、私の後ろに幾人も列をなしていたのでした。
 さて、ここでの「道を譲る/譲られる」という行為については、自分の置かれた状況、言い換えれば他者との(偶然の)関係や文脈に影響を受けた訳ですが、こういったことは支援や面接の場面でも起こっているように思います。
 それでは、今月の例会のご案内です。今月も「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。
〇日時 2月10日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
 勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
 皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。
 ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。
 折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。
〇申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

2023年<1月の勉強会 第237回(Zoom開催)>

 

 本年も当会の活動をどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、元旦の新聞を見ていたら野球日本代表の栗山監督のインタビュー記事があり、
大会(WBC)の目標について質問を受け、次のように答えておりました。
 「世界一になりたいではなく『世界一になります』。そういう思いで向かっていきます。」
(北海道新聞、2023年1月1日朝刊)

日本ハムで活躍したダルビッシュ選手と大谷選手も参加するということで、
ファンとしては本当に夢のある監督の回答でしたが、
せっかくなのでソリューションとの関連でも一言触れてみたいと思います。

 ソリューションの面接ではクライエントの望み、時間軸で言えば多くは望む未来について、具体的に言葉にしてもらう視点が大切ですが、このゴールや解決像には3つの水準があり、第三水準の「必然的進行」→「当然こうなっている」というレベルまでゴールを描けると、到達する可能性が高いと森・黒沢両先生が言っていたのを思い出しました。
(「<森・黒沢のワークショップで学ぶ>解決志向ブリーフセラピー」、ほんの森出版、P.102)

 新しい1年が始まりました。クライエントを元気にできる言葉のやりとりができるといいですね。
 それでは、今月の例会のご案内です。

 感染状況を踏まえて、今月も「Zoom」での開催といたします。
 Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。


〇日時 1月13日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
 勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
 皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を
考えております。

 ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。
折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 〇申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。


【参加上の留意点】
・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。
・Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。
・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。
(必ず顔見せということになります。)
・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。
(音声、チャットいずれかで。)
・参加費については、当面の間、無料といたします。
 ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

2022年<12月の勉強会 第236回(Zoom開催)>

解決のための面接研究会 各位
FIFAワールドカップカタール2022での日本代表の活躍が大きな話題になっておりますね。
私が注目したのは、国内外から大きな批判を受けた第2戦のコスタリカに負けたあとの、森保監督の次のコメントでした。


「負けという結果はもちろん残念ですが(中略)全く後悔していません。」
「次のスペインは強豪ですが、もともと3戦を通してのグループステージ突破だと思っていました。ドイツにも勝てました。スペインにも難しい戦いになると思いますが、勝つチャンスは十分あると思っています。攻守ともに良い準備をして、自信を持って臨みたいと思います。」
(日本サッカー協会、JFA.jp、2022年11月28日)

 その言葉のとおり優勝経験のあるスペインに劇的な逆転勝ちを収めたのですが、ネガティブをポジティブに変える思考方法であることは、選手時代ドーハの悲劇を経験したことに言及した次の発言からも伺えます。


「すべてを捧げたドーハでの経験は大きかったと思います。夢を掴み取れそうなところで、指の間から零れ落ちた。これ以上悲しい出来事は起きないだろう、という境地に達しましたね。
そうなると、もう上がるだけ。ポジティブに捉えられるわけです。」
(GQ Japan、日本代表・森保一監督インタビュー‐カリスマ型とは対極にいる、寄り添うタイプの指揮官)

ソリューションでは、クライエントが問題と認識しているところに違った見方を差し込むように、解決構築の視点で主に言語を介して丁寧に関わっていく訳ですが、森保監督は自らそういった見方が一貫して出来る方なのだと感じた次第です。


それでは、今月の例会のご案内です。
感染状況を踏まえて、今月についても「Zoom」での開催といたします。
Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

〇日時 12月9日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。
ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。
折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

2022年<11月の勉強会 第235回(Zoom開催)>

 解決のための面接研究会 各位
今回は、ZOOM開催による入門講座と11月例会のご案内です。
入門講座については、以前の札幌開催では参加できなかった遠方の方や、久しぶりにソリューションを学びなおしたい方など、是非お気軽にご参加ください!
ーーーーーー 第20回入門講座ご案内 ーーーーーーー
第20回「ソリューション入門講座」Zoom開催
 ― みんな元気になる対人支援 ―

 主催:解決のための面接研究会 代表 相場幸子
 2001年から開催してきたソリューション・フォーカスト・アプローチ(解決構築アプローチ:SFA)入門講座です。コロナ禍のため2020年は開催できず、昨年(2021年)はZoomで開催しました。今年(2022年)もZoom開催とすることにしました。
 Zoomです。全道、全国、全世界どこからでもご参加いただけます(日本語での開催ですが)。教育、福祉、医療、司法、行政、などさまざまな分野で対人援助にかかわる仕事をしている方、その勉強をしている学生さんや、そういう仕事に関心のある方々のご参加をお待ちします。翌日から、人と接するのが楽しくなる? かもしれません。
 SFAの入り口へご案内します。SFAってどういうものなのかという疑問に答えられるよう、ワーク(Zoomですがワークもします!)も取り入れながらSFAの全体的イメージを具体的に理解、体験してもらいたいと考えています。一度でもZoomでの研修、会議などに参加したことがある方であれば大丈夫です。
 なお、当講座は座学よりはワーク中心です。ワークの際は、いわゆる顔出し(ビデオ オン)でご参加願います。当会のホームページ:https://sfahokkaido.jimdo.com/ で、講座の内容を紹介予定です
・日    時:2022年11月23日(祝 水曜日)10:00 ~ 15:30(12:00~13:00はお昼休み)
(講座終了後、引き続き自由参加でオンライン懇親会を開催します)
・会    場:Zoomでのミーティング
・参加費:2,000円(郵便局の口座へ振込)(Zoomの通信費等はご自身の負担になります)
・定 員: 20~30 人
 申込書受付後、振込先等をご連絡しますので、参加費をお振り込み下さい。振り込まれた参加費は、原則としてお返しできません。
(申込は Eメールに限らせていただきます。申込後、概ね数日以内にご連絡するようにしています。もし、連絡がない場合は、申込メールが届いていない可能性がありますので再度お問い合わせ下さい。
上記ホームページからご連絡いただくことも可能です)
・申込&問い合わせ    E メール: solution0522@yahoo.co.jp
・講座内容(予定)
講師:相場幸子、他当会スタッフ(下掲の本を書いたメンバーです)
・ SFA の考え方や方法を体験的に理解していただきたいと考えています。
・ Q&A(当会のスタッフが皆さんの疑問にお答えします)
参考書:「解決のための面接技法(第 3 又は 4 版)」インスー・キム・バーグ他著
(金剛出版)~基本テキスト
当会のメンバーで書いた本:「みんな元気になる 対人援助のための面接法~解決志向アプローチへの招待」(金剛出版)、「(読んでわかる やって身につく) 解決志向リハーサルブック」(遠見書房)http://tomishobo.com/catalog/ca034.html      
****   第 20回「ソリューション入門講座」参加申込要領 ***
*Eメールで下記内容を送って下さい。必ず「入門講座申し込み」とお書きください。
お名前:
所 属:(勤務先など)
連絡先 住所:(自宅・勤務先など) 電 話 & F A X:
Eメールアドレス:


ーーーーーー 11月例会のご案内 ーーーーーーーーー
〇日時 11月11日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。
ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。
折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。
〇申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

2022年<10月の勉強会 第234回(Zoom開催)>

 解決のための面接研究会 各位
少し古い本になりますが「家族精神療法」(河合隼雄ほか編、金剛出版、1984年)
を読んでいたら、母親自身の生き方の根本にかかわるような問題は、各人の個性と
深く関連する深い洞察が必要なため、次のような態度をとるべきだとありました。

「面接者が解答を用意できるものではなく(中略)深い共感をもって、問題の前に
ともに立ちすくむような態度をとるべきであり、助言を与えるものと与えられるもの、
と言った立場の分離はこの際は消滅していなくてはならない。」
(同上所収「児童の治療における親子並行面接の実際」河合隼雄、P.81~82)


ソリューションを学ばれている方は「クライエントが専門家」や「Not-knowing」
といった言葉を思い浮かべるかもしれません。
このようなセラピスト側の態度はクライエントへのリスペクトにも関連している
ように思いました。


それでは、今月の例会のご案内です。
感染状況を踏まえて、今月についても「Zoom」での開催といたします。
なお、11月23日には入門講座(Zoom予定)の開催を考えておりますので、
詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします。
〇日時 10月14日(金)18:30~21:00
(Zoomには18:30の少し前に入れるようにいたします。)
勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。
皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を
考えております。
ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。
折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。
〇申込先: solution.h.2020@gmail.com
※申し込みから2~3日中にZoomのURL等のお知らせメールが届かない場合は、
お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」
からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

2022年<9月の勉強会 第233回(Zoom開催)>

 

TVドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)で話題になった

マルクス・アウレーリウスの『自省録』(岩波文庫)を読んでいたところ、

以下のことを座右の銘として用意するのがよいとの記載がありました。

 

「事物は魂に触れることなく外側に静かに立っており、わずらわしいのは

ただ内心の主観からくるものにすぎないということ。」(前掲、第4巻p.51

 

ローマの哲人皇帝であるマルクス・アウレーリウスのこの指摘は、

現代において心理臨床を行う者にとっても、示唆に富むものと感じました。

 

なお、座右の銘としてはもう一つ挙げられておりますので、興味のある方は、

『自省録』をご覧いただけたらと思います。

 

それでは、今月の例会のご案内です。

感染状況を踏まえて、今月についても「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 9月9日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

<2022年8月の勉強会について>

 

8月の勉強会は例年どおりお休みです。

ただ、せっかくの機会でありますので、私が最近関心のある点を1つ

ご紹介させていただきます。

 

「Not-knowing」。ソリューションでは「知らない姿勢」ということで、

「解決のための面接技法<第4版>」の第3章ほか度々言及があります。

ソリューションをポストモダンの心理療法として今後も存続させるために、

とても重要な概念だと私は考えているのですが、

この概念、ソリューションのオリジナルではなく、借りてきたものになります。

(ご存じの方からすれば「なにを今さら」とお叱りを受けそうですが。)

オリジナルはアンダーソンとグーリシャンになり、いま手元にアンダーソンの本が

ありますので、一部関連個所を引用したいと思います。

 

「知るということ(中略)それは見える可能性の範囲を狭め、予期せぬこと、

言葉にされなかったこと、これから言葉にされることには、耳を貸さないという

傾向を強める。」

(ハーレーン・アンダーソン「会話・言語・そして可能性」、金剛出版、P.174

 

これが意味するところは深いと思いますし、皆さまも各自の臨床で感じられるところ

があろうかと思います。

 

なお、アンダーソンは「解決」や「ソリューション・トーク」という言葉を含めて、

ソリューション(SFA)のことを批判又は距離を取っておりますが、

アンダーソンの主張がソリューションにとって有益なのは興味深いところです。

 

では、次回は9月になりますので、改めてお知らせいたします。

 

 

 

 

 

 

2022年<7月の勉強会 第232回(Zoom開催)>

 

面接の結果として、クライエントの見え方が変わることもあります。

もちろん面接以外でも、それまでの見え方が変わることもあります。

私は最近、以下の記事を読んだ時、それを少し体験したところです。

 

(ヒグマ撃ち半世紀以上の猟師、久保俊治さんが、人里などに出没する

クマの駆除や人との共存の道について問われて)

 

「それほど人間って偉いかい。台風や雪の日でも暖かい家にいて、

自分の場所だけ住みやすくて、うまいもの食ってそんなこと言うなよ。

人間ばかりが住みやすい『共存』なんて搾取と同義だ。(中略)

『共存』と言いながら、人間は人間の側からしか発想できない。」

R4.7.1北海道新聞朝刊「聞く語る」)

 

札幌市内でもクマの目撃情報が寄せられることもあり、これまで漠然と

抱いていたイメージが、久保さんの言葉で違う視点を持てたのだと思います。

 

それでは、今月の例会のご案内です。

感染者数の動向に注視しつつ、今月についても「Zoom」で�の開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 7月8日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

2022年<6月の勉強会 第231回(Zoom開催)>

 

今さらですが、最近断り切れずにLINEを使い始めておりまして、

練習のため家族でグループを作ってやりとりをしていたところ、

子どもたちが「それな」と書き込んできました。

 

私は「それはない」が短縮された若者言葉だと思っていたのですが、

どうにも文脈に合わず、こっそりネットで調べてみると、

「それな」=「同意や賛同を意味する」とありました…。真逆に捉えていた訳です。

 

面接場面でクライエントが使う言葉にも留意が必要ですよね。

一般的・表面的な意味合いのほかに、クライエントに聞かないと分からない独自の意味が、その言葉に込められていることもありますので。

 

「それな」を急に使いだした私に対して、子どもたちからは、

「使い方ちがう」「なんか変」などとダメ出しを受けております。

 

それでは、今月の例会のご案内です。

感染者数が少しずつ落ち着いてきておりますが、今月も「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 6月10日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

2022年<5月の勉強会 第230回(Zoom開催)>

 

SFAは汎用性の高い技法であり、中核となる考え方をきちんと理解していれば、それぞれの分野・実践に応じて応用したり、クリエイティビティ(創造性)を発揮し、独自の質問方法や使い方なども編み出せるように思います。

 

カリフォルニア大学のHG・ゴフ教授は、クリエイティビティについて、「クリエイティブ・パーソナリティー・スケール」というものを開発し、以下のような項目でチェック・計測しているとのことです。

・関心の幅が広い(Wide interests

・創意工夫に富んでいる(Inventive

・ユーモアがある(Humorous

・問題に対応する力がある(Resourceful

・常識にとらわれない(Unconventional

(日本経済新聞、R4.2.17、「やさしい経済学」稲水 伸行)

 

このような力があれば、どのような分野でも活躍できそうな気もいたしますが、心理臨床においても参考となる観点ではないかと思います。

 

それでは、今月の例会のご案内です。

感染者数がいまだに高止まりしているため今月も「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 5月13日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

2022年<4月の勉強会 第229回(Zoom開催)>

 

4月は職場を含めて新しい環境に身を置かれる方もいらっしゃると思います。

(私もそうだったりします。)

そこで今月の案内は少し目線を変えてオープンダイアローグに触れてみます。

 

このオープンダイアローグはソリューションと同じくポストモダンの実践であり、

「現実を共に作り上げる」など、一部重なる世界観があります。

また、「不確実性に耐える→答えのない不確かな状況に耐える」として、

・結論を急がない。

・すぐに解決したくなる気持ちを手放す。

・葛藤や相違があったとしても、その場にいる人々の多様な声を共存させ続ける。

・対話を続ける中でこそ、そのクライアントと家族ならではの独自の道筋が見えてくる。

といった対話の思想をもっております。

(「オープンダイアローグ対話実践のガイドライン(第1版)」、オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン、P.27

 

一番印象深かったのは開発者の一人であるトム・エーリク・アーンキル氏の次の言葉でした。

「オープンダイアローグの中でクライエントが悲しいエピソードを話すことがあります。その話を聞いて父親が泣き出します。そして、私も涙を流しているときがよくあります。」

(「オープンダイアローグを実践する」、日本評論社、P.17

 

対人援助に係る専門職がクライエントの前で泣くことは従前ネガティブに捉えられてきたと思いますが、専門性とは何かという点が改めて問われていると感じています。

面接時にクライエントと一緒につい泣いてしまったときにも、気にする必要はありません。クライエントの望む未来や解決に資する可能性もあるのですから。

 

それでは、今月の例会のご案内です。

感染者数が高止まりしているため今月も「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 4月8日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

2022年<3月の勉強会 第228回(Zoom開催)>

 先日終了した北京オリンピック。個人的にはカーリングの試合を見ることが多かったのですが、連敗を止めた1次リーグのアメリカ戦で、仲間のショットが狙いと外れてしまったときに、吉田知那美選手が言った次の言葉がとても印象的でした。

 

「これはこれで新しい技!」

 

ネガティブからポジティブに変換するチームのコミュニケーションの姿勢は、カーリングという競技に止まらないヒントを与えてくれたように思います。

 

それでは、3月の例会のご案内です。引き続き「Zoom」での開催となります。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 3月11日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。)

 

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【解決志向アプローチの本等のご紹介】

ソリューションランドの竹之内です、こんにちは。

さて、新刊のご案内です。

ご存知のようにアメリカテキサス州にあるガーザ高校は、

解決志向アプローチを学校運営にも取り入れている、

とてもユニークな高校です。

この学校について紹介した本の翻訳出版が出来ました。

 

「生徒の未来を支えるオルタナティブ高校の挑戦: 解決志向の学校をつくろう!

(金子書房)

 

これに合わせてこのガーザ高校の訪問記をnoteに書きました。

https://note.com/kanekoshobo/n/n572acadd828b

この訪問記を多くの方にご紹介いただければ幸いです。

 

続けてソリューションランドではインスーから多くを学んだアメリカの

テリー・ピショーさんによる解決志向のビデオ講座を開催中です。

詳しくは添付のご案内をご覧ください。

とても貴重な学びの場ですのでご参加お待ちしています。

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2022年<2月の勉強会 第227回(Zoom開催)>

 

お昼のトーク番組「ごきげんよう」の司会を長く務めていた小堺一機さん�は、

絵を描くのが好きでデザインを学べる高校に行こうと思っていた中2の検診で、

「あなた、色弱ですね」と告げられたそうです。

 

当時色弱だと試験を受けられなかったため大きく落ち込むなか、父親が、

「いいなあ、お前、人と違う色が見られるんだから」と言ったとのこと。

 

聞いたときは「もうちょっと気をつかえよ」と思ったそうですが、

その後びっくりするくらい気持ちが楽になり、父の言葉は道しるべになった

ということです。

(朝日新聞、令和4年120日、夕刊)

 

このエピソードには、リフレーミングのほか、フィットする/しないについて

考えるヒントがあるように思います。

 

それでは、今月の例会のご案内です。

オミクロン株による感染拡大が続いており今月も「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 2月11日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

2022年<1月の勉強会 第226回(Zoom開催)>

 

旧年中は当会の活動について大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、コロナ禍であっても子どもたちはたくましく変化していく訳で、

我が家の長女は突如「演劇部に入ることにした!」と言って、

さっそく「あ、え、い、う、え、お、あ、お」などと発声練習をしています。

 

演劇と言えばソリューションをされている方にも演劇経験者が何名もいらっしゃいます。

そこには、何か心理臨床上のヒントが隠されているかもしれないと思い、

子ども用にと本を買ってきて目次を見てみたところ次のような言葉が並んでおりました。

 

○演出とは、ほめることと見つけたり

○「間」こそ、いのち!

○なにごとも、変化が大事!

○暗転を甘く見ることなかれ!

○裏技・奥の手もある

(「演劇やろうよ!」、かめおかゆみこ、青弓社)

 

それぞれの説明を読むとソリューションでも活かせる考え方や姿勢が書いてあります。

ひとつだけご紹介すると…

 

「ほめるときのポイントは、あくまでもその人自身について語ること。

比較をするときは、その人自身の進歩についての比較をしましょう。」

(前掲、161ページ)

 

これはコンプリメントそのものですよね。ほかにも至言の数々。

興味のある方はお読みいただくとヒントを見つけられるかもしれません。

 

それでは今月の例会のご案内です。

オミクロン株による感染拡大により今月も引き続き「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 1月14日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

 

 

 

 

2021年<12月の勉強会 第225回(Zoom開催)>

寝たきり状態の姉(84)を殺害したとして殺人罪に問われた妹(82)の判決が、122日、東京地裁でありました(執行猶予判決)。

 

60年前に福岡県から上京した姉妹は、親しい親戚等がいないなか2人で暮らし、2年ほど前から姉が寝たきり状態となり、収入は1か月あたり約10万円の年金だけ。

姉を特養に入れるために生活保護の申請をケアマネから提案されるも、

「税金からお金をもらうのは、他人のお金で生きることで迷惑をかける」、「親にも、他人に迷惑をかけないように言われて育った」と拒んだとのことです。

姉の顔にウェットティッシュを置き、手で押さえて窒息死させました。

犯行時、妹は手を握り「お姉ちゃん、ごめんね」と声をかけ、自ら110番通報しています。

(朝日新聞、2021年⒓月3日、朝刊)

 

「迷惑をかけないためには終わらせるしかない」(同上)との状況にいるクライエントに、ソリューションを含めてどのような対応ができたのか…と、考えないではいられません。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」での開催といたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 12月10日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

 

 

 

 

2021年<11月の勉強会 第224回(Zoom開催)>

 解決のための面接研究会 各位

 ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんが米国籍に変えた理由を聞かれた際に、次のように言及しておりました。

 

 日本で人びとは常に、お互いの心をわずらわせまいと気にかけています。

 とても調和の取れた関係性です。日本人が『イエス』と言っても、それは必ずしも

『イエス』を意味せず、『ノー』かもしれません。」

(朝日新聞、2021109日、夕刊)

 

 改めて言われてみると全くそのとおりだと多くの方が思うのではないでしょうか。

この傾向はクライエントとセラピストの関係においても念頭に置いておくべきかもしれません。

 いわゆる専門家の期待に応えようと振る舞うクライエントの姿は何度も目にするところですし、セラピスト自身が聞きたいことを聞くときに起こることが多いように感じます。

 

 さて、新型コロナの感染者は減少しておりますが、感染再拡大の懸念は続いているため、今月も引き続き「Zoom」での開催といたします。

 Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 11月12日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

 勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

 ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

2021年<10月の勉強会 第223回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

 京都大学前総長で霊長類学者の山極寿一さんは、長年野生のゴリラと付き合った

結果、人類の祖先も言葉を話すまでは声やしぐさを組み合わせた態度で気持ちを

伝えあっていたはずで、今でも気持ちを伝えるのに意味のある言葉は要らず、

「おはよう」「元気?」など中身のない言葉を交わすだけで十分と言われています。

(朝日新聞、202186日、朝刊)

 

面接においては、言語優位となりがちかもしれません。

 

しかしながらゴリラや言葉を得る前の私たちの祖先が気持ちを伝えあってきたように、

「必要なのは言葉の持つ意味ではなく、声や身体の動きでつくられる全体的な感触」

(前掲)なのかもしれません。

 

面接に行き詰まったら、その面接の場の全体的な感触がどうなっているかを振り返るのも、時にいいかもしれません。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」での開催です。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 10月8日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

 

 

 

 

 

2021年<9月の勉強会 第222回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

 

〇日時 9月10日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

2021年<7月の勉強会 第221回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

「タイムマシンがあって犯罪をした日の前日に戻れるとすれば、罪を犯しますか」

 

これは受刑者を積極的に雇用している社長(「千房」中井貫二さん)が必ず行う質問で、

「やるかもしれない」と答える受刑者も少なくないとのことでした。

(朝日新聞2021年6月5日夕刊)

 

受刑者の回答は、再犯率の高止まりと表裏の関係にあるのかもしれません。

ただ、ソリューションの質問とする場合は、言葉の使い方が変わりそうです。

例えば、最後の「罪を犯しますか」を「今ならどんな違ったことができますか」に変えてみたらどうだろうかと想像します。

 

皆さまはどういった言葉を用いて質問を作られるでしょうか。

変化への確信とクライエントへの信頼を込めたものにされるのではないでしょうか。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」での開催です。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

対面での勉強会再開に向けて、ソリューションの技術を一緒に磨きましょう。

 

〇日時 7月9日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

2021年<6月の勉強会 第220回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

A「もうこれ以上頑張れないというほど頑張ってるときを10としたら今はどれくらい?」

B「6くらい」

A「じゃあ、10とは言わないから、9になるためには何ができる?」

B「計算ドリルと社会かな…」

A「すごい。じゃあ、次のテストまで4週間、それをやってみないかい?きっと変わるよ」

 

これは、塾の先生(A)と小学生の息子(B)との三者面談でのやり取りです。

突如目の前ではじまったソリューション的な会話とソリューションの裾野の広がりに

驚いた一コマでした。

※SFAの技法としては改善の余地もありそうですが、全体としてクライエントを

元気づけたいという姿勢で貫かれておりよかったです。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」での開催です。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

対面での勉強会再開に向けて、ソリューションの技術を一緒に磨きましょう。

 

〇日時 6月11日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

 

2021年<5月の勉強会 第219回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

 

国は昨年、新型コロナ流行前、緊急事態宣言中、宣言解除後の24時間の使い方について全国初のアンケート調査を行っておりましたが、オンライン飲み会を「今後行いたい、続けたいと思うか」との設問で、「とてもそう思う」は5%、「そう思う」は11%と少数だったとのことです。

(令和2106日、国土交通省、報道発表資料)

 

リモートではなく対面志向という点では、感染拡大の恐れがあるにも関わらず、公園や路上で飲んでしまう若者たちにも、切実な思いがあるのかもしれません。

ただ、ここ札幌でも感染者が急増し、本日から「まん延防止等重点措置」が適用されましたので、今しばらく感染防止に努める必要があります。そこで、オンラインの豆知識をひとつ。

 

情報工学者の渡辺富夫さんは、誰かと話をするとき大切なのは言葉だけではなく、うなずきや身振り手振りといった身体動作も重要であり、うなずきで身体的リズムが共有され、共感しやすい状態が生まれるとのことです。

オンラインでのコミュニケーションでも大事なのは「リズム」であり、相手の話に合わせてより積極的に大きくうなずくなど反応を強めることをポイントに挙げておりました。(朝日新聞、202115日朝刊)

 

なるほどと思っておりましたが、中学生の我が子に聞いてみたところ「そんなの知らなくても、もうやってる」。。。経験に勝るものはないですね。

 

ということで、今月も引き続き「Zoom」での開催です。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

対面での勉強会再開に向けて、ソリューションの技術を一緒に磨きましょう。

 

〇日時 5月14日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

 

 

 

 

2021年<4月の勉強会 第218回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 先日、運転免許証の更新に行ってきましたが、

講習の中で「かもしれない運転」についての説明がありました。

 

前方に停車しているバスのかげには今は見えない横断者が

「いるかもしれない」と危険を予測しながら運転すること

を意味しており、続いて次のような一言がありました。

 

「見えないことは存在しないことではない」

(「わかる 身につく 交通教本」全日本交通安全協会、27頁)

 

ふ、深い…。気がしてきました。

 

見えないからと言っても、バスのかげから出てくる人のように、

確かに存在している例がこの世界にはたくさんあります。

 

一方で、存在しないにも関わらず見えるものはどうなるのでしょうか。

 

私たちは多くの見間違い、勘違い、認識違いをしたうえで、

具体的な行動を積み重ねておりますし、

他者の心を勝手に推測しては作り上げ、喜んだり悲しんだりもしております。

 

この存在なるものの幅の広さは、心理臨床や対人援助の場面においても、

大切な視点を示してくれているように思いました。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」で開催です。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 4月9日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

2021年<3月の勉強会 第217回(Zoom開催)>

 

先月、人形劇で「ブレーメンの音楽隊」を観ました。

(人形劇フェスティバル2021年さっぽろ冬の祭典)

 

ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリが生きる望みを得るために、

遠くにある希望の町ブレーメンを目指す、皆さまご存じの物語です。

 

今回7年ぶりの再演ですが、前回より自分自身が年を取ったせいなのか、

じーんときつつ観ていましたら、劇の終盤、泥棒たちを追い出した家を

とても気に入った4匹が言ったセリフが印象的でした。

 

「ここがブレーメンなんだ!」

 

「そう、それが解決なんだ!」と思わず変な合いの手を言いそうになりました()

 

さて、今月も引き続き「Zoom」で開催です。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 3月12日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

2021年<2月の勉強会 第216回(Zoom開催)>

息子が習っている空手を見学していると、

その場で立った状態から素早く連続で突きを繰り返す練習がありました。

スピードが求められるため、息子の肘は伸びず、

先生たちから声をかけられています。

 

Å先生「もっと肘を伸ばして!」

B先生「拳を前へ!」

しかし、なかなか息子の突きは改善せず、縮こまっています。

その様子をみていたC先生。

 

C先生「…(無言。手のひらを息子の前方に置きました。)」

これにより一瞬で肘の伸びた形のよい突きが連続で打てるようになったのです。

 

最初の二人の先生はバーバルな働きかけでしたが、

最後の先生はノンバーバルな働きかけで変化を起こした訳です。

 

面接における「表情」「身振り手振り」「動作」などのノンバーバルの重要性は

言うまでもないことですが、ときに自分の面接やその意識が、

バーバル(言語)に偏っていないか振り返る契機を与えてくれました。

 

ノンバーバルがなぜ有効なのか、裏を返せばバーバルの限界は何に起因するのか、

考え出すと奥が深いものです。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」で開催です。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 2月12日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたし�ます。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

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2021年<1月の勉強会 第215回(Zoom開催)>

あけましておめでとうございます。

本年も当会の活動をどうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年は新型コロナにより否応なく日常生活の変更を迫られた1年となりましたが、テレワーク、オンライン授業、ZoomなどICTの技術が身近になった一面もありました。

 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、介護の分野では、尿のたまり具合とトイレの時間を教えてくれる排泄予知ロボットが話題になりました。

(介護新聞、20201029日「AI×ICT×介護の未来」)

 

近い将来、睡眠、食欲、体重、活動量などからメンタル不調を予知するだけでなく、カウンセリング的なこともロボットがしてしまう気がいたします。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」で開催です。ロボットに負けない技術を磨きましょう!

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 1月8日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

2020年<12月の勉強会 第214回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

緩和ケア医であり、自らが余命2年との説明を受けている肺がん患者の関本剛さんが、治療を受けた時の経験から次のように語られています(朝日新聞、令和2年11月5日朝刊)。

 

「医療従事者と話すと、視線や間の取り方一つが何を意味するのか気になります。」

 

これは医療従事者に限らず、クライエントの相談を受ける全ての人が、

常に気を付けておかなくてはならないことではないでしょうか。

 

時に視線、間の取り方、何気ない一言で、クライエントの解決を妨げたり、問題とされる状況を延命させていないか不安になり、自省することがあります。

 

皆さまはいかがでしょうか。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」で開催いたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 1211日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

2020年<11月の勉強会 第213回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大きな話題になっておりますね。

我が家の子どもも先日友達と観に行きましたが、

「パパも絶対観たほうがいいよ!」と大興奮でした。

 

泣いたり笑ったりは友達と同じシーンだったのかを聞いてみると、

「同じだよ」と嬉しそうです。

職場の同僚も観たというので感想を聞いてみたところ、

「マナーの悪い客がいて気になったけど(怒)面白かった」とのこと。

 

泣いたり、笑ったり、怒ったり。

私は人が他者と同じ場や空間を共有することのすごさを考えないではいられません。

また、新型コロナウイルスで希薄になっているものがあるからこそ、

劇場に惹きつけられるようにも思えます。

 

会って共に話したい。会って共にこの感情を共有したい。

新型コロナウイルス以前には誰もが当然に出来ていたことが今は愛おしくてなりません。

 

さて、今月も引き続き「Zoom」で開催いたします。

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 1113日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

2020年<10月の勉強会 第212回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

10月も引き続き「Zoom」で開催いたします。

札幌での開催時にはなかなか参加できない遠方の方も、

Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 10月9日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、

可能であれば事例検討を考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2~3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

お手数ですが再度メールを送信いただくか、当会ホームページの「お問い合わせ」からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

 

2020年<9月の勉強会 第211(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

 9月も引き続き「Zoom」で開催いたします。

 普段札幌での開催時にはなかなか参加できない遠方の方も、

 Zoomでの参加が初めての方も、是非お気軽にご参加ください。

 

〇日時 9月11日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

 勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

 皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を

考えております。

 ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

 折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

※申し込みから2〜3日中にZoomURL等のお知らせメールが届かない場合は、

 お手数ですが再度メールを送信いただくか、会ホームページの「お問い合わせ」

 からご連絡いただきますようお願いいたします。

 

【参加上の留意点】

 ・Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

 ・Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

 ・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

 (必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

  ・参加費については、当面の間、無料といたします。

 ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

・事例検討の際は、内容に関する守秘義務は当然の事として求められます。

 

 

 

 

 

2020年<8月の勉強会 第210回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

 先月は当会初めての「Zoom」開催でしたが、遠方からの参加も可能ということで、札幌以外の様々なところにお住いの方々にもご参加いただきました。

  本来8月は休会にしているのですが、Zoomでの例会の可能性を検討するため、変則的にお盆を外した第3金曜日に以下のとおり開催いたします。

 初めての方も2回目の方も、お気軽にご参加いただけますと幸いです。

 

〇日時 8月21日(金)18302100

 Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

 勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

 皆さんの近況報告(最近あったよいこと)やワーク、可能であれば事例検討を考えております。

 ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

 折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

【参加上の留意点】

 Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

 Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

 ・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

 (必ず顔見せということになります。)

 ・途中参加及び退席は可能です。その際は一言ご挨拶ください。

 (音声、チャットいずれかで。)

 ・参加費については、当面の間、無料といたします。

 ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

2020年<7月の勉強会 第209回(Zoom開催)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

新型コロナウイルスの影響で3月からお休みしていた毎月の勉強会ですが、7月はネットでの双方向会話システムの「Zoom」で開催いたします。

 

〇日時 710日(金)18302100

Zoomには1830の少し前に入れるようにいたします。)

 

勉強会の内容は、これまでと同様の予定です。

皆さんの近況報告(最近あったよいこと)と、ロールプレイ

(今回はコンプリメントシャワーの実施を検討中)を考えております。

 

ご参加を希望される方は、下記アドレスへメールにてお申込みください。

折り返し、Zoomに入るためのアドレス、ID・パスワードなどをご連絡いたします。

当会としては初めての「Zoom」での開催になりますので、お楽しみに。

 

〇申込先: solution.h.2020@gmail.com

 

【参加上の留意点】

Zoomの使用方法や設定などは、ご自身でご確認ください。

Zoomのバージョンが最新になっているかご確認ください。

・参加の際は必ずビデオをオンでお願いいたします。

(必ず顔見せということになります。)

・途中参加及び退席は自由です。その際は一言ご挨拶ください。

(音声、チャットいずれかで。)

・参加費については、当面の間、無料といたします。

ただし、Zoomへの接続に必要な機器、通信費等はご自身でご負担ください。

 

 

 

 

2020年<6月の勉強会(中止)>

 

新型コロナウイルスの状況を踏まえて、6月の例会も中止いたします。

7月以降の活動については、改めてご連絡いたします。

 

ところで、新型コロナウイルスの影響でテレビも総集編や再放送が多いですよね。

先日なにげなく「チコちゃんに叱られる」の再放送を見ていたら話題は信号。

「止まれは赤、注意は黄色、じゃあ進めは?」とチコちゃんが聞いておりました。

 

「青でしょ」と当然のように思って見ていましたが、チコちゃんが続けて、「信号の緑色をなぜ青信号と言うのか?」と問うのを聞き大変驚きました!

解説によれば日本を含めて世界の信号は「赤・黄色・緑」で、日本だけが

「青」と呼んでいるそうです。

2018年6月22日、第11回「チコちゃんに叱られる」、再放送、NHK

 

改めて信号の色を見てみると確かに「緑」なのです。私は今の今まで「青」だと思い込んでいたのでした。言葉ってすごい力を持っていると痛感…

 

さて、今後また皆様とソリューションの学びを共にできる日をスタッフ一同心待ちにしております。新規感染例は続いておりますので、皆様も十分お気をつけください。

 

※ 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

※この毎月の案内が不要な方はお知らせください。

2020.6.6

 

 

 

 

 

2020年<5月の勉強会(中止)>

 

新型コロナウイルスの影響を受けて、5月の例会も中止いたします。

6月以降の活動については、改めてご連絡いたします。

 

新型コロナウイルスは否応なく私たちの生活を変えていきますね…

私自身、連日コロナコロナで鬱々といたしますが、

最近は普段できないことに取り組む契機として考えるようにしております。

 

厳しい状況は依然続いておりますが、皆様の生活が少しでもいい方向に

向かわれますようスタッフ一同お祈り申し上げます。

 

※ 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

※この毎月の案内が不要な方はお知らせください。

 2020.5.3

 

 

 

 

2020年<4月の勉強会(中止)>

 

新型コロナウイルスの影響を受けて、4月の例会も中止いたします。

 

当会としても皆様との学びを楽しみにしておりましたが、予断を許さない状況が続いており、やむを得ず中止の判断をいたしました。

 

このような中にあっても、ソリューションの観点から皆様の生活それぞれに解決が生まれていくことをスタッフ一同心より祈念しております。

 

5月以降の活動については、改めてご連絡いたします。

2020.4.2

 

 

 

2020年<3月の勉強会(中止)>

 

新型コロナウイルスについて、北海道知事が「緊急事態宣言」を発表しており、

札幌市内においても感染者の発生が続いているため、今月の例会は中止いたします。

 

4月の勉強会については、状況等を踏まえて、改めてご連絡いたします

 4月の例会を開催できる場合は、10日となる予定です。

 

みなさまくれぐれもご自愛ください。

また、お会いできる日を楽しみにしています。

2020.3.2

 

 

 

2020年<2月の勉強会(第208回)>

 

 オバマ政権で公衆衛生局長官を務めたヴィヴェック・マーシーが、在宅勤務など新しい働き方の広まりで、職場での交流の機会が減りやすくなっていると警鐘を鳴らし、孤独感が健康をむしばみ、仕事に関わる創造力等も損なうなど「孤独」という伝染病が広がりつつあると指摘したそうです。
(朝日新聞GLOBE1/5No.225)

 また、産業技術総合研究所の古藤日子さんによると、社会性ある昆虫の代表例とされるアリを⑴一匹だけの孤立アリ、⑵幼虫と一緒の同居アリ、⑶10匹のグループアリに分けて飼育したところ、生存日数の中央値がグループ66日のところ、孤立アリは6.5日だったとのことです(同上)。
 私としては妙に納得してしまうのですが、それは人と人とのコミュニケーションのみならず、自分以外の他者が存在していると感じられることの影響力の大きさを想像するからでした。

 

 ふと家の中で家族の足音などの生活音が聞こえてきたり、職場で同僚がホチキス止めしている音が聞こえてきたり。その時々で同じ音でも受け止め方は変わりますが、自分が孤独ではないという感覚は、実はとてもありがたいものではないかと思いました。

 

それでは、2月の勉強会のご案内です。
<2月の勉強会(第208回)>
 2月14日(金)18:30〜  かでる2・7
 札幌市中央区北2条西7丁目
※ お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。
※ 第2金曜日に変更になっています。3月の例会は13日の予定です。
※ 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

 

担当: 当研究会スタッフ
内容: ワーク
 昨年から、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック〜面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っております(事例検討も行うことがあります。随時募集もしておりますので、事例提出をご希望される方はご一報ください)。
 例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

2020年<1月の勉強会(第207回)>

 

あけましておめでとうございます。

本年も当会の活動をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、この年末アユタヤにある「ワット・プラ・マハタート(Wat Phra 

Mahathat)」という仏教寺院の遺跡を見ましたが、とても印象深い場面

に出会いました。

 

この遺跡は、破壊され切り落とされた仏像の頭部が菩提樹の根に覆われて

いることで有名ですが、ここで撮影しようとする多くの観光客が、自分の

頭が仏像の頭より高い位置にならないよう座り込むといった暗黙のルール

に、国籍や宗教など関係なく、従っていることでした。

 

ふと振り返ってみると、このような暗黙のルールというのは、普段の自分

の家族の中にも、見つけられることに気が付きました。

意識されることなく自動的になされているルール、コミュニケーションの

パターンに時に目を凝らすと、ハッとすることもあると感じた次第です。

 

それでは、1月の勉強会のご案内です。

 

<1月の勉強会(第207回)>

 1月10日(金)18:30〜  かでる2・7

札幌市中央区北2条西7丁目

 お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。

 第2金曜日に変更になっています。2月の例会は14日の予定です。

 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

 

担当: 当研究会スタッフ

内容: ワーク

 昨年から、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック〜面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っております(事例検討も行うことがあります。随時募集もしておりますので、事例提出をご希望される方はご一報ください)。

例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

2019年<12月の勉強会(第206回)>

 

10月の天皇賞で勝った安平町生まれの競走馬、アーモンドアイの調教をしている国枝栄さんは、この道30年の調教師ですが、次のようなことを言われていました。

 

「30年、詐欺師やってます」(20191126日NHK総合「サラメシ」

 

レースで勝てるのは1頭しかいないことに言及しての発言でした。

 

さて、この「詐欺師」という言葉だけを切り取るとネガティブなものとなります。

こういった一見ネガティブな言葉はクライエントとのやり取りでもよく見られると思いますが、それらの言葉が置かれている文脈や、それらの言葉を生み出している思考の枠組みから意味を捉えるよう意識して努めることが大切だと感じています。

 

国枝さんに質問できるとしたら、シンプルに「詐欺師やってます?」と同じ言葉を繰り返し、語尾を上げて聞いてみてもいいと思います。

強い矜持を感じさせる言葉を引き出せるのではないでしょうか。

 

それでは、12月の勉強会のご案内です。

 

<12月の勉強会(第206回)>

 12月13日(金)18:30〜  かでる2・7

札幌市中央区北2条西7丁目

 お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。

 第2金曜日に変更になっています。1月の例会は10日の予定です。

 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

 

担当: 当研究会スタッフ

内容: ワーク

6月から、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック〜面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っております(事例検討も行うことがあります。随時募集もしておりますので、事例提出をご希望される方はご一報ください)。

例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

2019年<11月の勉強会(第205回)>

 

先日、小学生の息子の空手の大会(組手ではなく形)に付き添ってきました。

 

これまでは対戦形式で経験豊富な指導者による旗判定(㈰)の大会でしたが、今回は一人ずつ演武し終了後直ちに電光掲示板に得点(㈪)と順位が表示される大会でした。

 

息子はこれまで試合に負けるとトコトン落ち込むことが多かったのですが、今回は自ら今後の目標を見つけ、意欲も高めた様子で、大変驚きました。

 

考えてみると、㈰は専門家のブラックボックスにより結果だけ知らされる立場(旗が上がるか上がらないか)で、㈪は数値の意味付け、1点上がった姿などを自ら具体的に考えられる点などが異なるようです。

 

専門家の知識よりも、クライエントの認識や思考の枠組みの重要性を説き、スケーリングもあるSFAに寄せて考えられる出来事のように思いました。

 

それでは、11月の勉強会のご案内です。

 

<11月の勉強会(第205回)>

 11月8日(金)18:30〜  かでる2・7

札幌市中央区北2条西7丁目

 お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。

 第2金曜日に変更になっています。12月の例会は13日の予定です。

 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

 

担当: 当研究会スタッフ

内容: ワーク

6月から、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック〜面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っております(事例検討も行うことがあります。随時募集もしておりますので、事例提出をご希望される方はご一報ください)。

例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

2019年<10月の勉強会(第204回)>

 

小児科医の上野良樹先生が不登校の子どもたちの診療を行う中で、以下のことを述べられておりました。

 

「子どもの持つ回復力は、いつも医者の予測を超えていきます。

ただ、そのパワーを発動しようとしても、今が安心できる状態でなければ、未来のことは考えられません。未来が語れなければ、過去から抜け出すことはできません。」

2019.9.23北海道新聞「不登校を読む 小児科のカルテから」)

 

問題が解決された時の「違い」などをクライエントに語ってもらう点を重視するソリューションの立場からも共感できる内容だと思います。

 

それでは、10月の勉強会のご案内です。

 

<10月の勉強会(第204回)>

 10月11日(金)18:30〜  かでる2・7  110室

札幌市中央区北2条西7丁目

 お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。

 第2金曜日に変更になっています。11月の例会は8日の予定です。

 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

担当: 当研究会スタッフ

内容: ワーク

6月から、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック〜面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っております(事例検討も行うことがあります。随時募集しておりますので、事例提出をご希望される方はご一報ください)。

例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

2019年 <9月の勉強会(第203回)>

 

先日出勤しようとバス停に並んでいたときに、ふと振り返ると、小学生の息子が窓から見ていることに気が付きました。手を振ると手を振り返して、カーテンの向こう側に戻りました。

 

もしかすると気が付いていなかっただけで、息子は出勤する私をこれまでも見ていてくれたのかもしれません。突如そういった「過去」が私のなかで現実感を持って現れました。

 

ソリューションでも解決のカケラを探しながらクライエントの声に耳を傾け、解決志向で会話を重ねることで、それまでクライエントが気が付いていなかった「過去」を共に創り出すことがあります。

 

「未来」より先に「過去」が変わる。そういったこともソリューションにはあるのではないでしょうか。

 

それでは、9月の勉強会のご案内です。

 

<9月の勉強会(第203回)>

 9月13日(金)18:30〜  かでる2・7

札幌市中央区北2条西7丁目

 お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。

 第2金曜日に変更になっています。10月の例会は11日の予定です。

 当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。

https://sfahokkaido.jimdo.com/

 

担当: 当研究会スタッフ

内容: ワーク

6月から、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック〜面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っております(事例検討も行うことがあります。随時募集しておりますので、事例提出をご希望される方はご一報ください)。

例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

2019年 <7月の勉強会(第202回)>
 
昨年放送されたドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ)の主演・賀来賢人さんが、以下のように語っておりました(「仕事DeepDive」7/3(水) Yahoo!Japan配信記事)。
 
「舞台袖に引っ込むたびに、『お前、つまんねえ!』ってボロクソに言われて。だけど、『あそこでウケるには、こうして、こうだ!』とか『そこで半間遅らせて、こう出ろ!』とか、そういう技術的なことを、逐一教えてくれたんです。
言われた通りに、毎日ちょっとずつ積み重ねていったら、ある日の公演でボンッとウケる瞬間があった。感動しましたね。
『うわ、この先輩たち、魔法使いみたいだな』って思いました。演技には、技術も大切なんだな、ということを実感して。」
 
ソリューションでも、型のように場面に応じた質問やその順番等が示されています。
(例:解決のための面接技法<第4版>付録「初回面接の計画書」)
一見簡単そうですが、実際にやってみると奥が深いソリューション。練習しちょっとずつ積み重ねていくと、ある日自分の技術の進歩に気が付くときが来るものです。
 
それでは、7月の勉強会のご案内です。
 
<7月の勉強会(第202回)>
 7月12日(金)18:30~  かでる2・7

                札幌市中央区北2条西7丁目
※  お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。
※ 第2金曜日に変更になりました。8月の例会はお休みです。
※  当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。
https://sfahokkaido.jimdo.com/
 
担当: 当研究会スタッフ
内容: ワーク
6月から、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック~面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っております(といいつつ、事例検討も随時募集しております。事例提出をご希望される方は予めご一報ください)。
例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

2019年 <6月の勉強会(第201回)>


脳科学者の渡辺正峰氏が、脳と機械を接続し、徐々に人間の意識を浸透させることで意識を移植し、肉体の滅びた後も機械の中で「私」という意識が永続できるようになる時が来ると述べておりました(日本経済新聞2019.5.20朝刊)。
 
科学的には意識のコピーや複数人の意識を結合することも可能になるとのこと…
 
もしかしたら、その世界では、直接、機械の中で意識を改変する療法も生まれるのかもしれません。
 
それでも私には、目の前にいるクライエントとの会話、社会的産物としての言語、社会的に構成される現実などが有する力が世界から失われるようには思えません。
それでは、6月の勉強会のご案内です。
 
<6月の勉強会(第201回)>
 6月14日(金)18:30~  かでる2・7
札幌市中央区北2条西7丁目
※  お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。
※ 6月の例会から第2金曜日に変更になりました。7月は12日(金)です。
※  当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。
https://sfahokkaido.jimdo.com/
 
担当: 当研究会スタッフ
内容: ワーク
これまでの例会では、ケース検討(ロールプレイ)を中心に行ってきましたが、今月からは、入門・初心レベルから上級レベルまで、ソリューションの基本的な考え方や各技法などをバランスよく学びあえるよう「読んでわかるやって身につく解決志向リハーサルブック~面接と対人援助の技術・基礎から上級まで」のワークを皆で一つずつ行っていく予定です(参加人数等によってはケース検討をすることもあります)。例会が久しぶりの方も初めての方も、是非お気軽にご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

2019年 <4月の勉強会(第200回!!)>

解決のための面接研究会 各位
 昨年映画化された東野圭吾氏原作の「人魚の眠る家」をご覧になられた方もいらっしゃると思います。物語としては、プールで溺れ、意識不明の状態で深く眠り続ける娘に対する母親のある選択がテーマとなっています。

 「今、娘を刺したら殺人になるのか」「人は二度死なない」との母親の訴えは(幻冬舎文庫P.405-407)、人が生きていること又は死んでいることさえも、人と人が織り成す関係の中で現実として構成されるものであることを示唆しているように思いました。
 
それでは、4月の勉強会のご案内です。
 
<4月の勉強会(第200回!!)>
 4月9日(火)18:30〜  かでる2・7
札幌市中央区北2条西7丁目
※  お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。
※  5月は入門講座を開催するため、例会はありません。入門講座については、5月19日(日)に開催する予定です。詳細は別途ご案内いたします。
※  当会ホームページには予定のほか、講座の案内や資料等を掲載しています。
https://sfahokkaido.jimdo.com/
 
担当: 当研究会スタッフ
内容: ケース検討(予定)
例会ではケース検討(ロールプレイ)を行う予定です。そこで参加される方から事例を募集いたします。最近上手くいかない事例や参加される方自身がお悩みの事例等どのようなものでも喜んでお受けします。事例を出した人が一番得をするのが当研究会の例会の特徴です。事例の詳細が無くともできますので、よろしくお願いいたします。


 

 

2019年 <3月の勉強会(第199回)>

 解決のための面接研究会 各位
 昭和29年9月の青函連絡船洞爺丸の海難事故で生存した山田友二さん(当時二等航海士)が、次のように述懐している記事がありました。
 「定時出港を強風の状況から見合わせた判断。晴れ間が広がり、全体状況から風力が弱まるとした判断。そして、猛烈なスピードで通過すると予報されていた台風を、沖でいかりを下ろして耐えしのごうとした判断。まだ気象衛星がなく、日本海を進む台風の進路を正確に予想できなかった時代です。その中で下した船長の判断は、どれも合理的なものだったと思います。しかし結果的には、その全てが裏目に出て、惨事に至ったのです。」(2019.2.14北海道新聞夕刊)
 
 また、乗客とともに命を落とした船長は、操舵係が持ってきた救命胴衣を払いのけたとのことです(同記事)。
 
 対人援助に関わる場面でも、限られた情報しか得られず、どれほど合理的だと思える判断を下したとしても、結果的に上手くいかないことはありえます。
 船長がいかに厳しく困難な状況に立ち向かっていたかと想像せずにはいられません。
 
それでは、3月の勉強会のご案内です。

<3月の勉強会(第199回)>
 3月12日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 

 

2019年 <2月の勉強会(第198回)>

 

解決のための面接研究会 各位

 今月16日に放映されたNHKクローズアップ現代+は、22年ぶりに明治大学ラグビー部を日本一に導いた田中澄憲監督が、古豪復活のためイマドキの若者の意識改革等をどのように行ったのかに注目した内容でした。
 
 個人的に印象深かったのは、大手企業も研修で使用しているあるアプリの導入。
 具体的には91人の選手全員が自分のスマートフォンで「ごみを拾う」「廊下の整理「自分の使ったものを戻す」など生活の中での小さな目標を設定し、実行できたかどうかを毎日振り返らせることにしたというものです。
 
 これについて、4年生の副主将は次のように言っておりました。
 
 「ぶっちゃけ最初は『これやっても、そんなに変わらないっしょ』くらいは思ってました。意識が変わると、ちょっとずつなんですけど、全部が変わっていくんですよ。トイレ、洗濯場、水道、手洗い場とかがめちゃめちゃきれいになりました。細かい、しょうもないとこなんですけど、そういうところが明治は昔はできてなくて。そういう細かいところを気づけるようになれば、ラグビーでも視野が広がるじゃないですけど、直接関係しているか分からないですけど、僕は関係していると思います。」
 
 これはソリューションが実践してきた「小さな変化が大きな変化を生み出す」の一例でもあると思いました。
 
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 
<2月の勉強会(第198回)>
 2月12日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 

 

2019年 <1月の勉強会(第197回)>

 

解決のための面接研究会 各位

 先日、バスの車内の一番前(運転手の後ろではなく出口側)に座る乗客が、運転手の方に向かって手を挙げている光景を目にしました。
 
 何だろう?と思っていると、繰り返し手を挙げています…
 どうやら、対向車線で行き違いになる方のバスの運転手に手を挙げているようです。
 
 通常この動作は、運転手同士が同僚に送るサインとして用いられているため、乗客が行っていることを目にし、とても落ち着かない気持ちになりました。
 
 ところが、よく考えてみると、別に法律などで禁止されている訳でも何でもないのです。ただ、そう振る舞うことの意味が生活のある場面の中で決まっているというだけです。
 
 このようなことは、コミュニケーションの様々な場面、もちろん面接においても、存在しているようです。場面や文脈の中で、意識することなく半ば自動的に行われるような
振る舞いについて、時に意識してみることも役に立つのかもしれません。
 
 さて、本年も当会の活動にご理解とご協力を賜り、ありがとうございました。
 明年もよろしくお願いいたします。
 
 それでは、1月の勉強会のご案内です。

 

<1月の勉強会(第197回)>
 1月8日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 

 

2018年 <12月の勉強会(第196回)>

 

解決のための面接研究会 各位

最近、親に対する口答えもなかなかすごい我が息子(小3)。
そんな息子の成長に対し、自分としては慈愛あふれる表情で見つめていたら、
息子から次のような一言がありました。
 
「なにドヤ顔してるのさ!」
 
ド、ドヤ顔…。自分の慈愛あふれる気持との乖離が大きすぎるぞ!と、
思わず鏡を見てしまいました。
 
面接時に自分がどのような表情をしているのか、
場面にちゃんとフィットした表情をしているのか、
あらためて確認した方がいいかもと少し思った出来事でした。

 

それでは、12月の勉強会のご案内です。
 
<12月の勉強会(第196回)>
 12月11日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 

 

2018年 <11月の勉強会(第195回)>

 

解決のための面接研究会 各位

 

 皇后陛下がお誕生日に際し宮内記者会の質問に文書でご回答されたのを、ご覧になられた方もいらっしゃると思います。
(宮内庁ホームページ http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/21)
 
 とても率直にご自身のこれまでの歩みを綴られておられましたし、そこで挙げられていた本「ジーヴス」も話題になっておりましたが、個人的に印象深かったのは以下のくだりです。
 
 「皇太子妃,皇后という立場を生きることは,私にとり決して易しいことではありませんでした。
 与えられた義務を果たしつつ,その都度新たに気付かされたことを心にとどめていく − そうした日々を重ねて,60年という歳月が流れたように思います。
 学生時代よく学長が「経験するだけでは足りない。経験したことに思いをめぐらすように」と云われたことを,幾度となく自分に云い聞かせてまいりました。」
 
 恩師の助言である「経験したことに思いをめぐらす」。
 ソリューションを考えるうえでも示唆に富む言葉だと思います。

 

 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 <11月の勉強会(第195回)>
 11月13日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 

 

 

2018年 <10月の勉強会(第194回)>

解決のための面接研究会 各位

 9月6日の北海道胆振東部地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
 
 北海道で初めて観測された最高震度7(私のところは震度5強)、怖かったですね。
その直後からの管内全域での「ブラックアウト」…
 
 この街の空にも星がこれほどあったのかと驚きました。
 いつも変わらず輝いている星から見たら、何を今さらという感じかもしれませんが。
 
 そして、電気が復旧したときの眩しさ、水が蛇口から勢いよく出る音、お風呂の温かさ。
 普段あたりまえのことが何と幸せなことだったかと痛感。
 地震前に悩んでいたことが何だったのか思い出せない自分がいました。

 

 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 <10月の勉強会(第194回)>
 10月9日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 

 

 

 2018年 <9月の勉強会(第193回)>
解決のための面接研究会 各位

 先日、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」(是枝裕和監督)を観てきました。
 ネット上で様々に紹介されていますので詳細は割愛しますが、印象深かったシーンを一つだけ。
 
 安藤サクラさん演じる信代。虐待を受けていた5歳の女の子が両親の元に帰らず、自分たち「家族」を選んだ際に次のように言っていました。
 
「こうやって自分で選んだ方が強いんじゃない」
 
 続いてその強いものが「絆」である旨をつぶやくのです。
 選択することの意味のほか、一般的には許されない「絆」でつながる「家族」の物語に、「家族」とは何なのか?と改めて考えさせられました。
 
 そのことで私自身の「家族」の見え方がほんの少しだけ変わり、小さな変化が生じたように思います。
 
 それでは、9月の勉強会のご案内です。

<9月の勉強会(第193回)>

 9月11日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 

 

 

2018年 <7月の勉強会(第192回)>
解決のための面接研究会 各位
 神田橋條治さんは「初心者への手引き」(花クリニック神田橋研究会)の中で、「治療とは未来を目指すものなのです。人生が過去によって影響をうけるのは当然ですが、過去によって決定されるのではないのです。」(p.112-113)と述べられています。
 それぞれの実践の場でクライエントの未来に徹する難しさはあるかもしれませんが、変化は常に起こっているという考えを根底に持ち、この今を大事にしながら、解決に焦点を当てるソリューションは、自ずとクライエントの未来を目指すことになる点が、いいところだと思います。

 それでは、7月の勉強会のご案内です。
 7月10日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 



2018年 <5月の勉強会(第191回)>
解決のための面接研究会 各位
 ゴールデンウィーク後半、北海道は残念ながら雨やら曇りやら。
 そんな中、吉川英治「宮本武蔵」(青空文庫)を何気なく読んでいたら、印象に残ったところがありました。
 
 かの有名な巌流・佐々木小次郎との一騎打ちで長い物語を終えるとき、作者は武蔵に対して毀誉褒貶があったことに軽く触れて、次のような言葉で締めくくっています。
 
 「波騒(なみざい)は世の常である。波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚(ざこ)は歌い雑魚(ざこ)は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを。」
 
 元々は新聞に連載されていた作品ですが、多くの人に余韻を残した言葉だったと思います。
 
 それでは、5月の勉強会のご案内です。
 5月8日(火)18:30〜  かでる2・7

 

 

 



2018年 <4月の勉強会(第190回)>
 次に、4月の勉強会のご案内です。
 4月10日(火)18:30〜  かでる2・7
 ※  お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。
 ※  5月は8日(火)に開催する予定です。

 

 




2018年 <3月の勉強会(第189回)>
解決のための面接研究会 各位
 伊坂幸太郎さんの作品に「マリアビートル」というのがあります。
 その中で次のような言葉があります。
 
 「レディバグ、レディビートル、てんとう虫は英語でそう呼ばれている。そのレディとは、マリア様のことだ、と聞いたことがあった。誰から聞いたのかは思い出せない。(中略)どの記憶も似たような鮮明さで、すなわち、どれも同じようにぼやけ、真実を選ぶことができない。」(角川文庫、p.539)
 
 また、天童荒太さんの作品「悼む人」では、どのような死者についても、
 次のように問い、記憶していく主人公を描いています。
 
 「この方は生前、誰を愛し、誰に愛されたでしょうか?どんなことで感謝されたことがあったでしょうか?」(文春文庫)
 
 記憶。どう語るのか。
 こういったことは、ソリューションに限らず、とても重要なことのように思っています。
 
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2018年 <2月の勉強会(第188回)>
解決のための面接研究会 各位
 今月の例会では、第11回ソリューションランド小樽でご講演くださった吉備国際大学心理学部心理学科教授 津川秀夫先生からご許可を頂き、「コンプリメント再入門 .FN/N/ナウシカに学ぶ〜?」のDVD試聴会を行います。
 内容は「告白します。コンプリメントの重要性を学生には説きながら、自分の臨床では「恥ずかしいから」「語彙が乏しいから」などを理由に長い間コンプリメントを敬遠してきました。そんな私でしたが、近頃はコンプリメントだけでどこまでも行けてしまうのではないかとまで考えるようになりました。苦手が克服できたのはナウシカのおかげです。当日は、『風の谷のナウシカ』を参考にしてエビデンスと民俗学の知見も加え、コンプリメントをもう一度楽しく学んでいきましょう。」
 
 視聴後は、津川先生への感想文を書いて頂き、参加者間でシェアいたします。
 2月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2018年 <1月の勉強会(第187回)>
解決のための面接研究会 各位
 皆さま、新年あけまして、おめでとうございます。
 本年も当会の活動をどうぞよろしくお願いいたします。
 
 さて、私事で恐縮ですが、2年連続で末吉でした。
 一般的には大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶とされているようで、まるでスケーリング・クエスチョンのようです。
 
 この末吉。実は励みとなるような言葉が書いてあったりします。
 ソリューションにおけるスケーリングでも、10が一番いいのだ!という固定観念をセラピストは捨てた方がいいのかもしれません。
 
 当会で昨年発行した「読んでわかるやって身につく 解決志向リハーサルブック」では、次のように説明しております。
 
 スケーリング・クエスチョンは、リソース探し(答えの数字と0との間)が重要(p.115)
 
 末吉の負け惜しみではありません!
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <12月の勉強会(第186回)>
解決のための面接研究会 各位
 昨日、とある温泉に行った際に「ヤリキレナイ川」という川、正確には看板が、私の視界に飛び込んできました。
 
 やりきれない気持ちの時に見たら、一体どんな気持ちになるのか。
 (やりきれない気持ちでしょ!というツッコミを受けそうですが…)
 
 ということで、以下ふたつ引用して冒頭の言葉に代えさせていただきます(笑)
 
 ■「広辞苑」
 やりきれない【遣り切れない】
 (1)最後までやり遂げることができない。
 (2)がまんできない。たえられない。
 
 ■太宰治「斜陽」
 「生きている事。生きている事。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。」(青空文庫)

 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <11月の勉強会(第185回)>
解決のための面接研究会 各位
 昨日初めて静岡の日本平に行ってきました。
 そこから見た景色は、初冠雪の富士山、青色のグラデーションで陽光に輝く駿河湾ということで、想像以上の絶景でした。
 
 特に富士山については「霊峰」だと思って見ていると、ありがたい気持ちになりました。富士山自体がご利益を生むというよりは、こういった景色を見てポジティブに少し変化した気持ちが重要なのかなと思いました。
 
 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月14日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <10月の勉強会(第184回)>
解決のための面接研究会 各位
 宮部みゆきさんの四半世紀前の作品に「龍は眠る」というのがありますが、主人公の少年が次のように言う場面が印象的です。
 
 「言葉に出して話すとね、記憶って再構成されるんだ。で、再構成された形で、また保存される。だから、また次の機会に同じ記憶を呼び出すときには、その再構成された形で出てくるんだ」(新潮文庫、p.167)
 
 ソリューションでも、クライエントの解決に役立つことを前提として、少年が言うのと同じように記憶を再構成している面があるのかもしれません。
 
 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <9月の勉強会(第183回)>
解決のための面接研究会 各位
 突然ですが、皆さまはシャバーニ様をご存知でしょうか?
 噂のイケメンで写真集も出ている、東山動植物園(名古屋)のゴリラ!です。
 先日私もシャバーニ様に会ってきたのですが、さすがの人気者で、ポーズ一つ一つに歓声があがる状況でした。
 
 表情が豊かで、仕草もカッコいい。私も含め観客は、シャバーニ様の行動に、人としての喜怒哀楽を見るようです。
 
 ふと、ゴリラを人にするのも、人を人にするのも、人なのだと思いました。
 
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <6月の勉強会(第182回)>
解決のための面接研究会 各位
 「クローズアップ現代」のキャスターを23年間務められた国谷裕子さんが、興味深いことを述べられていました。
 
 「インタビューで最も印象深いのは高倉健さんです。彼は質問しても素っ気ない返事をしてすぐに黙ってしまう。言葉を引き出すために私も沈黙しました。すると次々と話し始めたんです。テレビで沈黙に耐えるのは大変なことですが、話を聞くときに「待つこと」が大事だと分かりました」
 (2017.5.21北海道新聞朝刊、はなし抄から一部抜粋)
 
 ソリューションも同じですよね。
 (例えば当会推薦図書<第4版>29〜30ページにも同様の記述があります)
 
 それでは、6月の勉強会のご案内です。
 6月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <5月の勉強会(第181回)>
解決のための面接研究会 各位
 4月15日、中国で開催された卓球のアジア選手権女子シングルスで、平野美宇選手(17歳)が、準々決勝でリオ五輪金メダリスト・世界ランク1位に、準決勝で同2位に、決勝で同5位(全て中国の選手)に勝って優勝しました。
 
 私自身学生時代に卓球をしていましたが、中国には勝てっこないという感じで、平野選手自身のツイッターでのコメント「えーーーーーーーー!びっくり」のこの「ー」が、さらに数十個は加わらないと表現できない驚きと喜びでした。
 
 何かを行う前からネガティブな考えやイメージなどに支配されて変化できないこと、そんなことがあるのではないかと思わず自分を振り返った次第です。
 
 それでは、5月の勉強会のご案内です。
 5月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <4月の勉強会(第180回)>
解決のための面接研究会 各位
 紫式部「源氏物語」の児童生徒向けに書かれたもの(学研まんが日本の古典)を何気なく見ていたら「物の怪」について次のように書いてありました。
 
 「人に取りついて病気にしたり命をうばったり、不幸にしたりすると信じられていた死霊のこと(中略)病気も不幸も原因がわからず生じるものなので、それを解決するには『物の怪を退治する』必要があった」(P.140)
 
 私もクライエントの思考の枠組みから離れた「物の怪」に近いような「仮説」を立てるなどしてはいないだろうかと、思わず反省したところです。
 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <3月の勉強会(第179回)>
解決のための面接研究会 各位
 異例のロングランヒットを記録し各賞を受賞している映画「この世界の片隅に」(こうの史代原作、片渕須直監督・脚本)を観てきました。
 原作を含めてご存知の方もいらっしゃると思いますが、印象深い作品でした。
 
 例えば、記憶に残った主人公のセリフには次のようなものがありました。
 
 「生きとろうが 死んどろうが もう会えん人が居って ものがあって うちしか持っとらん それの記憶がある うちは その記憶の器として この世界に在り続けるしかないんですよね」
 (原作では双葉社、下巻126ページ)
 
 現在というのが、記憶を想起するという形で過去と共にあることや、存在における有・無の意味について、思わず思いを巡らせた次第です。
 
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月14日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <2月の勉強会(第178回)>
解決のための面接研究会 各位
 冬休みにメキシコに行った方から、現地のジュースをいただきました。
 粉末状のものを水で溶かすものだったので、水を加えていきましたが、いつまで加えていっても舌をおどろかすほどの「強烈な味」。
 包装の裏は読み解けなく、パインぽい絵に見えましたが、味は全く異なり…。
 
 その土地、その土地で、生活に係るさまざまなことが異なることや、よく言われるように正しさはコミュニティによって差異があると同様、美味しさやおそらく美しさといったものもそうなのだろうと思いました。
 
 ただ、メキシコと言えば、いまは某アメリカ大統領の「メキシコとの国境に壁をつくる!」でしょうか。この味以上に強烈です。
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月14日(火)18:30〜  かでる2・7





2017年 <1月の勉強会(第177回)>
解決のための面接研究会 各位
 皆さま、あけましておめでとうございます。
 本年も当会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 さて、あっという間に1年が過ぎたと感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。私も年末テレビなどで10大ニュースを見ては「これも今年のことだったのか!?」といちいち驚いたところです。
 自分自身はどうだったのか昨年の手帳を開いてみると、あれほど苦労した仕事のアレコレなどもすっかり忘れていたことに気が付き、やはり驚くばかり。
 
 時間の経過や適度な忘却、もっといえば地球の自転や公転も、広くリソースと言えそうです。
 
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <12月の勉強会(第176回)>
解決のための面接研究会 各位
 昨日今日と、11月に新しくできた札幌市役所白石区複合庁舎を会場として、「第1回芸術祭フェスティバル」が開催されました。
 これは市内10区のうち9番目となる白石区文化団体協議会が今年6月に誕生して、この地域で芸術文化に携わる方々の熱意で支えられ開催されたものです。
 
 俳句や川柳、書道、いけばな、美術から、日舞、バレエ、HIP-HOPなど、分野は幅広く、日ごろの活動の成果を披露する方も観る方も皆さん笑顔で、とても溌剌とされておりました。
 思わず足を止めて人生を考えてしまうような言葉を作品のなかに見つけたりと、なかなかいいものです。
 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <11月の勉強会(第175回)>
解決のための面接研究会 各位
 昨夜は、北海道日本ハムファイターズの試合をテレビで観戦された方もたくさんいらっしゃったと思います。
 10年ぶりの日本一。そこに至るまでの劇的な場面。本当にすごかったですね。
 
 3本塁打を放ち日本シリーズMVPに輝いたレアード選手の次の言葉が、個人的にはとても印象に残りました。
 
 「一番お礼を言いたいのは栗山監督。昨季、絶不調の私を信じて使い続けてくれたことは生涯忘れません」
 (2016.10.30北海道新聞朝刊「ひと2016」)
 
 期待していること、信じていることを丁寧に選手に伝える監督の姿勢は、野球以外の世界にも通じるものがあるように思います。
 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <10月の勉強会(第174回)>
解決のための面接研究会 各位
 本棚の整理をしていたら「100万回生きたねこ」(佐野洋子、講談社)が目に入り、久しぶりに読んでみました。
 読む人によって好きなところや解釈が様々ある絵本だと思いますが、私は次の一文が好きです。
 
 「ねこは はじめて 自分の ねこに なりました。」(16ページ)
 
 王さま、船のり、手品つかい、どろぼう、おばあさん、子どもなど、全て(大)嫌いだったねこが、「自分のねこ」になったことで自分を受け入れ、さらに自分よりも大切な存在との出会いへ繋がるところが示唆的だと思いました。
 
 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <9月の勉強会(第173回)>
解決のための面接研究会 各位
 本日8月7日は、北海道では七夕に当たります。地域によってはロウソク出せよ♪
 と子どもたちが歩いて回ったことと思います。
 
 また、七夕と言えば短冊に願い事を書きますよね。
 我が小1の息子は何を書いたのかこっそり確認したところ「にくがいっぱいたべられますように」とのことでした…
 「短冊を外すと肉をいっぱい食べられなくなる」と真剣に語り、肉を食べられる理由や原因を本人なりに特定しておりました。
 
 クライエントに限らず、人は誰でも理由や原因を探さない訳にはいかないのだなと改めて思いました。
 
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <7月の勉強会(第172回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日開催した入門講座にはたくさんのご参加をいただき、ありがとうございました。今月の例会と実践講座をご案内いたします。
 7月12日(火)18:30〜  かでる2・7




2016年 <5月の勉強会(第171回)>
 5月10日(火)18:30〜  かでる2・7
 札幌市中央区北2条西7丁目
 ※  会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。
 ※  6月は入門講座開催のため、毎月の勉強会はありません。





2016年 <4月の勉強会(第170回)>
解決のための面接研究会 各位
 歌人の穂村弘さんがコラムで次のように記されていました。

 「電車やレストランなどで、ちょっとしたことで大声を出す人を見かけると驚く。短気な人だなあ、と思う。でも、性格というよりも、実はその人が生きている世界では、それが最適な振る舞いなのかもしれない。」
 (平成28年3月8日北海道新聞夕刊)
 
 外的環境への働きかけや反応のパターンは、意識する/しないにかかわらず、その人にとって快なるところや合目的的なところがあるものです。
 そのパターンを面接においてどのように扱うか?について、ソリューションでは、セラピストが真意を探ったり解釈したりするのではなく、クライエントを自分自身の専門家として信頼し会話を丁寧に繋いでいきます。
 セラピストが望む解決ではなく、クライエントが望む解決を目指して。
 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <3月の勉強会(第169回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、ある本を読んでいたら次のような記載がありました。
 
 「声の発生源である、のどぼとけの喉頭筋も、さらに、この声を言葉に直す、咽頭から口腔にかけての複雑きわまりない筋肉も、すべて鰓(エラ)の筋肉の衣替え(中略)要するに、はらわたの筋肉なのです。」
 「人間の言葉がどれほど、はらわたに近縁なものであるか(中略)もはや響きと化した内臓表情といったほうがいい。」
 (三木成夫「内臓とこころ」河出文庫P.142)
 
 言葉は一般的に脳の活動との関連で考えがちではありますが、上記のように内臓とも深く関係していると考えれば、面接のヒントになる場面もあるのかもしれません。
 また、内臓等の感覚に対してどのような意味を与えた上で主観的に経験するのかにも、影響を受けるところかもしれません。
 
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <2月の勉強会(第168回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、フードコートのうどん屋さんに並んでいたときのことです。
 前に並ぶ中学生くらいの男の子と店員さんのやり取りが聞こえてきました。
 
 店 員「しょうが入れるかい?」
 中学生「だいじょうぶです」
 店 員「…入れるのかい?入れないのかい?」
 中学生「(頷く)」
 
 結局しょうがは「入れない」が正解だったようです(笑)
 
 文脈から色んな意味に取れる言葉や動作がありますよね。
 面接では、「大丈夫です」「問題ありません」「辛いんです」など、クライエントの「○○です」は色々ありますが、その○○について、本人にとっての意味はクライエント自身に聴かないと分からないものです。
 
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2016年 <1月の勉強会(第167回)>
解決のための面接研究会 各位
 今日は大晦日。私の場合は普段できないようなところの掃除を丁寧に行い、ひとつひとつ綺麗になっていくのを見て癒されていくというような日です。
 
 他の日とは少し異なる今日と明日。365日の連続性をもった中にありながら、気持ちの上で一区切り、新しい気持ちになることのできる日でもあります。
 同じ景色でも、人間関係でも、明日からは小さくともいい変化を起こせるように、心掛けたいと思っています。
 
 皆さまはどのようにお過ごしになるでしょうか。
 
 さて、本年も当会の活動にご理解・ご参加いただき、ありがとうございました。
 明年もどうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <12月の勉強会(第166回)>
解決のための面接研究会 各位
 ソリューションは問題に焦点をあてるのではないと分かっていても、クライエントの切実な「なぜ?」「どうして?」との質問に戸惑うこともあると思います。
 ついつい原因探しはすぐに切り上げなくてはと、焦ることもあるかもしれません。
 
 精神科医の大平健氏は次のように述べております。
 
 『たんねんに「原因」探しをしていると、しだいに「原因」探し自体が見えてきて、ふっと患者が気づくときが来ます。自分はやり場のない悲嘆を持て余した末に、「原因」探しにかまけていたのだと。』
 (大平健「診療室にきた赤ずきん-物語療法の世界-」新潮文庫P.54-55)
 
 解決に役立つクライエントの長所を探す姿勢があれば、どのような言葉のやり取りも役立つはずだと、少し楽観的に思ってもいいのかもしれません。

 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <11月の勉強会(第165回)>
解決のための面接研究会 各位
 【言わずもがな】(ガナは願望を表わす助詞)
 (1)言わない方がいい。(2)言うまでもない。[広辞苑より]
 
 先日、6歳の息子が無理な要求をしてきたため煙に巻いてみようと(2)の意味で「〜なのは言わずもがなだけどね」と言ってみました。しかし自分にとって不満な回答ということが息子にばれてしまいました。
 
 「言わずもがななんて難しい言葉をよく知ってたね?」と聞いたところ、「そんな言葉は知らないけど、わかった」とのこと。
 
 言葉の意味とは、現に言葉が置かれた「文脈」が重要であるというのは、カウンセリングでも日常会話でも変わるところはないのだなと思いました。

 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <10月の勉強会(第164回)>
解決のための面接研究会 各位
 先月、出張の際に初めて仙台空港を利用しました。
 飛行機が着陸に向けて大きく旋回したため、窓からキラキラと輝く太平洋や海岸線を見ることができました。
 
 ただ、このきれいな海が東日本大震災の時に見せた荒々しい姿や、多くの悲しみを生みだしたことがふと想像され、祈りにも近い心境になりました。
 
 海自身はなにも意図することはありませんが、これからも、見る者によって色々な思いや感情を生起させるのでしょうか。

 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <9月の勉強会(第163回)>
解決のための面接研究会 各位
 北海道が生んだ有名人。各年代で思い浮かぶ方は異なると思いますが、最近では大泉洋さんが全国的に有名ですよね。
 私も「水曜どうでしょう」以来のファンです。
 最近「大泉エッセイ 僕が綴った16年」(角川文庫)を読んでいたら、印象的な言葉がありました。文脈としては、基本的についてない、よく雨が降るという流れで。
 
 「しかし私という奴は、世の中良いことと悪いことは同じだけあると思っている。だから天気くらいは悪くてもいいと思っている。ついてないことがあると、どこかで不幸貯金をしたと思い、にやりとしてしまう。」(357ページ)
 
 目の前の出来事がちょっとぐらい不幸でも前向きに捉える、できなくともそうあるように努力して、それを続けていく。
 そうすることで、私たちも大泉洋さんのようになれるかもしれません(笑)。

 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <7月の勉強会(第162回)>
解決のための面接研究会 各位
 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)。
 1985年公開の有名なアメリカ映画ですが、先日初めて見ました。
 映画は好きなのですが、食わず嫌いといいますか…
 
 そして時代の波に相当遅れて「バック・トゥ・ザ・フューチャー面白い!」となっている私です。
 
 息子の応援を受け、勇気を振り絞って不良を一度やっつけた若き日の父親が、未来(現在)に戻ってみると臆病で控え目な性格を脱却し、大成功、大変身しているのです(ネタばれですがご容赦を)。
 
 ひとつの出来事、ひとつのきっかけが大きな変化を引き起こす、これは、ソリューション的世界観ではないかと。
 今度面接ではデロリアン(車型タイムマシン)を使ってみたくなりました。
 ただ、若い方にはまったくフィットしない恐れもありますよね。
 
 それでは、7月の勉強会のご案内です。
 7月14日(火)18:30〜  かでる2・7




2015年 <6月の勉強会(第161回)>
解決のための面接研究会 各位
 作家の宮本輝氏が色々な年齢の人が読む新聞小説を執筆する際、自分自身に課したこととして次の3点を挙げておりました。
(北海道新聞27.5.4夕刊)
 
 (1)  健全であること
 (2)  難しい語句を使わないこと
 (3)  分かりやすい表現にすること
 
 さらに「本質が分かっていれば、簡単な表現で十分。難しい表現を使うときは、自分自身が分かっていない場合が多い」とも指摘されておりました。
 
 私たちもソリューションを学び始めたときは、クライエントへの質問が杓子定規になってしまったり、表現が難しかったり、文脈と少しずれてしまったりということもあったかもしれません。
 さらには難解な質問をしてみたりと…。(1)から(3)については、面接でも大切なところではないでしょうか。
 
 それでは、6月の勉強会のご案内です。
 6月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <4月の勉強会(第160回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、春の陽気に誘われて、子どもの自転車を買いに行きました。
 最初のお店で気にいった自転車があったのですが、残念ながら車体に傷が付いていたので本人が嫌だと諦めました。
 それから探すこと3店目。
 ようやく気にいった自転車が見つかりました。
 ところが、ほっとするのもつかの間、これまた傷が付いていたのです。
 どうするのかな…と思っていたら、本人曰く「全然平気、これがいい!」
 
 私から見たらどちらも同じような傷に思えたのですが、やっぱり本人に聞いてみないと分からないものです。
 ケースワークでも、面接でも、似たようなことがありそうですよね。
 
 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月14日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <3月の勉強会(第159回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、今の仕事を続ける(A)か、転職する(B)かの相談を受けました。
 AにもBにも具体的なメリットとデメリットがあり、家族との関係なども入ってきて、お聴きしていても悩ましい。
 
 そこで10のうちAとBの割合は?と質問してみました。
(割合スケーリング。「みんな元気になる対人援助〜」P.46参照)
 すると答えは「五分五分」とのこと。
 さらに価値中立的にどちらがいいかに言及することなく質問を続けます。
 
 もしAが6になって、Bが4になったら、何が違っていますか?
 なるほど、そのほかは何か変わっていますか?
 では、もしBが6になって、Aが4になったら?
 その割合がもうひとつだけ変わったら? 等々
 
 クライエント曰く「色々と検討できたので少し整理できました」とのこと。
 
 皆さまも日々工夫してクライエントをエンパワメントされていると思います。
 そのご経験をぜひ勉強会でお聴かせいただければ幸いです。
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月10日(火)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2015年 <2月の勉強会(第158回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日5歳の息子が突如次のようにつぶやきました。
 
 「大人ってジユー(自由)だけど大変だよね。」
 
 その息子の言葉は、私のそのときの心境に妙にフィットして、元気をもらったのでした。
 面接場面でもクライエントをエンパワメントしたやりとりが、セラピストの意図しないものだったということもあるのかもしれません。
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2015年 <1月の勉強会(第157回)>
解決のための面接研究会 各位
 皆さま、明けましておめでとうございます。
 本年もソリューションに係る当会の活動にご理解とご参加を賜りますよう、スタッフ一同お願い申し上げます。
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <12月の勉強会(第156回)>
解決のための面接研究会 各位
 昨日は子どもが通う園で発表会がありました。
 本人は劇に出ると言うのですが、登園直前まで「嫌だ。休む。」と何度も繰り返しぐずります。園の先生からは登園したことを褒められて…
 
 そして幕が開き、劇が始まりました。すると冒頭から主役の一人として登場し、笑いをとり、たくさんのセリフを間違わず、最後まで舞台に立っていたのです。
 
 「嫌だ。休む。」と繰り返すのはよく知るいつもの子どもの姿なのですが、私の知らない世界でたくましい違った姿を見せていることが分かりました。
 
 一緒に生活している自分の子どもでさえこうなのです。
 私たちが出会うクライエントの多様な姿は、面接の場だけでは、分かりえないのかもしれません。
 「知らない姿勢(not knowing)」が、やはり大切そうです。

 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <11月の勉強会(第155回)>
解決のための面接研究会 各位
 「彼の業績、すなわち梅毒、ポリオ、狂犬病、黄熱病の研究成果は当時こそ賞賛をうけたが、多くの結果は矛盾と混乱に満ちたものだった」
 
 ここでの彼とは野口英世なのですが、これは福岡伸一氏が「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書P.19)で紹介している野口が在籍したロックフェラー大学広報誌の記事です。
 矛盾と混乱の理由のひとつとして、野口が繰り返し見た光学顕微鏡では、当時その存在が明らかになっていなかったウイルスを見ることができなかったという背景もあったとのこと。
 
 さて、面接が扱う現象にもウイルス以上に見えないもの/見えにくいものが背景にありえます。
 セラピストは仮説などを重視するよりも、クライエントの思考の枠組みで解決を考えることがソリューションでは基本とされています。
 
 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <10月の勉強会(第154回)>
解決のための面接研究会 各位
 作家の三浦しをんさんが、和歌について次のように言われていました。
 
 和歌に心動かされた後世の人々は、詠まれた風景を現実に目にしたとき、「ただの景色」とは思わず、和歌という創作物のフィルターを通して風景を味わうことになる。(中略)私たちが生きる「現実」とは、創作物も込みの、創作物に浸食された世界なのだ。[読売新聞、平成26年9月21日朝刊]
 
 この指摘は、面接や人の認識を考える際にも参考になるように思いました。
 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月14日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <9月の勉強会(第153回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、旭山動物園に行ってきました。
 きりん舎かば舎が新しく増えていてとても楽しめましたし、ペンギンにも毎回感動してしまいます。
 
 さて、帰りに東門までの園内シャトルバスに乗っていたら、目の前の窓ガラスに凶悪そうな大きなハチがとまっていたのです。
 車内は混んでおり私は身動きできず、でも、ハチは身動きをする訳で、いつこちらに飛んでくるかと思うと生きた心地がしませんでした。
 
 ところが…、隣にいた私の家族は誰一人としてそのハチに気がついていなかったのです。
 
 この隣とのわずか数センチの差で、一方の世界に限りない存在感を示していたハチが、まったく存在していないことに大きな驚きを感じました。
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <7月の勉強会(第152回)>
 7月8日(火)18:30〜  かでる2・7
 札幌市中央区北2条西7丁目
 ※  お手数ですが、会場は当日かでるにある案内板にてご確認ください。
 ※  8月の例会はお休みです。





2014年 <5月の勉強会(第151回)>
解決のための面接研究会 各位
先日いつもの歩道を歩いていたら、お散歩中の園児たちの声が耳に飛び込んできました。
 
 「おおきい」
 「たくさんいるね」
 「もっとちかくでみたい」
 「たべたい」
 
 え?と周囲を見渡すと、建物の間から鯉のぼりが見えました…A
 なるほど、「たべたい」のも魚だから当然だよねと、子どもの発想の自由さと大人の気がつかない内の窮屈さを考えました…B
 
 ところで、Aの視覚体験も、Bの思考も、園児たちの声がたまたま聞こえてこなければ、私の世界を構成するものとはならなかったものです。
 変化や変化を引き起こすきっかけ(例:質問)に関して、示唆に富むように思いました。
 それでは、5月の勉強会のご案内です。
 5月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <4月の勉強会(第150回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日久しぶりに骨董品等を鑑定してもらうという番組を見ました。
 印象深かったのが、子どもが結婚するときにも、親族が集まる元旦にも、ずっと掛けてきたという掛け軸。
 亀が描いてあって、縁起がいかにも良さそうでしたが、鑑定結果は見事に贋作。金銭的にはほぼ無価値な訳です。
 
 しかし思うのです。

 本物だと思い、縁起が良いと思い、家族の節目節目に飾り、積み重ねてきた出来事や思い出。これらこそ価値ある動かしがたい真実ではないかと。
 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <3月の勉強会(第149回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、朝一番の飛行機で出張に行ったときのことです。
 前日も仕事の関係で遅くなり、まったく気乗りしないまま席に座っておりましたが、ふとヘッドフォンが視界に入ってきました。
 ご存じのとおり飛行機ではいくつかの音楽プログラムが用意されておりますが、好みに合わないこともしばしばあります。
 ところが、その日プログラムを見ずにかけたヘッドフォンから流れてきたのは、学生時代に大好きだった曲だったのです(ありがちな歌詞のようですが)。
 
 気乗りしない出張だったはずが、るんるん♪になってしまうのですから、いったい自分の頭の中はどうなっているのかと思わず考えてしまったエピソードでしたが、ソリューションでも小さなきっかけで大きな変化が生じることもありますよね。
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <2月の勉強会(第148回)>
解決のための面接研究会 各位
 今月第150回直木賞の受賞作が発表になっておりました。
 ついつい受賞作と聞くと読みたくなってしまうのですが、私は最近、第105回(1991年上半期)の受賞作である宮城谷昌光氏の『夏姫春秋』をあらためて読む機会がありました。
 主人公の女性である夏姫が、大切な男性を信じて待ちつつも悩み苦しむ物語後半、夏姫の思いを踏まえて、次のように作者は書いています。
 
 「ことばを信じあうということは、たがいの沈黙を信ずるということ」
 (宮城谷昌光『夏姫春秋』、講談社文庫、P.262)
 
 人間関係も面接も「ことば」ばかりに目を向けがちではありますが、「ことば」と「ことば」の間、「ことば」以上に雄弁な沈黙についても、見つめ直すきっかけとなった文章でした。
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月18日(火)18:30〜  かでる2・7





2014年 <1月の勉強会(第147回)>
解決のための面接研究会 各位
 皆さま、あけましておめでとうございます。
 本年も当会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 さて、私事で恐縮ですが、年末にベトナムのホーチミンに行ってきました。
 印象深い出来事のひとつとして、ベトナム人のガイドさんの次のようなお話がありました。
 
 「ベトナムの人は家族みんなで住みます。子どもは同居する親を見てお父さんお母さんになります。その親は、同居する祖父母を見て、おじいちゃんおばあちゃんになります。(中略)親がダメだと、子どももダメになりますネ。」
 
 ベトナムでガイドさんからこのようなお話をお聞きすると、意味もなく、「ふ、深い…」と感慨にひたる私でした。
 
 なお、いちばん印象深かったのは、道路を埋め尽くすオートバイの群れなのでした。
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月14日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <12月の勉強会(第146回目)>
解決のための面接研究会 各位
 悩みを抱えている時、気持ちを切り替えることはなかなか難しいものです。
 
ふと思い出しては、何回でも悩まされたりします。
私もそのような時がありますが、ついに悩みから解放される方法を発見しました。
 それは、もやしのひげ取りです!


 朝、限られた時間でお味噌汁を作る時に、ひげを取るのに雑念は支障となります。
そのため、悩む暇もなく、ひたすらに手を動かす、動かす。
このとき、私の世界から悩みは消えてなくなっていたのです。
悩みを考えないようにという考えにとらわれないのがいいのでしょうか。
 
これを今後「もやしのひげ取り療法」と呼ぶことにします(笑)

 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <11月の勉強会(第145回目)>
解決のための面接研究会 各位

 プロ野球日本シリーズをご覧になられた方も多かったのではないでしょうか。

 昨日は無敗のエースがまさかの黒星。本日はそのエースが最終回を投げて、
見事勝利しました。
昨日の時点で、今日の結末を予測できた方はどれほどいたのでしょうか。
そう考えると少し勇気がわいてきますね。
 
どんなに失敗したと思っても、本当に失敗したことになるかどうかは、
その時点では分からないのですから。
 
それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <10月の勉強会(第144回目)>

解決のための面接研究会 各位
 ショートショートの神様と言われる星新一氏の書籍未収録集が出ていたので、
久しぶりに氏の短編を読んでいたら、次のようなものがありました。

 船が沈み救命ボートをこぐエヌ氏が空腹から魚を釣ろうと海へ糸をたらすと、
見なれぬ形のランプから魔人が現れ「望みを1回だけかなえる」と言います。
エヌ氏が「ありがたい」と言うや否や、話しを聞く前に「すぐに望みの品を
持ってくる」と飛び去る魔人。持ってきたのは、金貨の詰まった箱。
そして、魔人はランプのなかに姿を消してしまう…
(星新一「魔法のランプ」、『つぎはぎプラネット』所収、新潮文庫)

 魔人はこれまでの経験に照らし、皆が望んできた金貨をエヌ氏も喜ぶものと
思い持ってきたのですが、エヌ氏の置かれた個別の状況に全く沿わなかった
という訳です。

クライエントに対して同じようなことをしているのではないかと自らを省みて、
思わずはっとした次第です。
 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <9月の勉強会(第143回)>
解決のための面接研究会 各位
 最近はゲリラ豪雨なども多く、異常気象ではないかと話題になることも多いのではないでしょうか。
 今夜の札幌もずいぶんと激しい雨が降っておりまして、天気予報では明日も近畿地方から北日本にかけて局地的な激しい雨の「おそれ」があるとのことです(皆さま、十分にお気をつけください)。
 
 ところで、この「おそれ」というのは、ケースワークや面接等においても、しばしば用いられる言葉です。
 「○○だから、□□になるおそれがある」ということなりそうですが、天気予報が翌日などにははっきりするのとは異なり、ケースワーク等での当該「おそれ」の真偽というのは、証明が難しいかもしれません。
 実は、専門家が見立てる「おそれ」がクライエントの変化を妨げる「おそれ」に繋がるということも、あるかもしれません。
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2013.7.1
解決のための面接研究会 各位
 旅行先でテレビをつけたら、家族の中に一人だけいる赤の他人が誰なのかを当てるという趣旨の番組がはじまりました。
 私がたまたま見た時は両親と兄弟の4人家族という構成でしたが、カメラが4人の幾つものやりとりを映すため、私は自らのプライド(?)をかけて、当てにいきました。
 その結果、まったくのはずれ。意外に難しいのです。
 
 ケースワークをされる方は、色々な家族(世帯)に関わっていると思います。
 しかし、隠そうと当人たちが思っている場合もあれば、起こっていることがそもそも見えにくい場合もありえます。
 テレビで赤の他人を見つけ出すことよりも、現実の家族と関わることは難しいとも思いました。
 
 さて、7月の勉強会については、入門講座があるため例会はありません。
 また、8月についても例年どおり例会はお休みとなります。
 次回例会は、9月10日(火)18:30〜  かでる2・7となります。





2013年 <6月の勉強会(第142回)>
解決のための面接研究会 各位
 今日は小学校の運動会だったという方もいらっしゃるかもしれません。
 私事で恐縮ですが、我が家も運動会でした。
 「白組、勝て〜!!」と自分のチームを大きな声で応援する我が子の姿から、毎日一緒に過ごしているにもかかわらず気がつかなかった、大きな成長、変化を見ることができました。
 
 面接においても、クライエントやクライエントの近くにいる人が、あまりに身近にいることで見過ごしている変化、解決の兆しなどがあるのであれば、それをきちんと取り上げて返すというやり取りは重要だと思いました。
 それでは、6月の勉強会のご案内です。
 6月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <5月の勉強会(第141回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、子どものピアノの発表会に行ってきました。
 普段の練習にはなかなか行けないので、久しぶりに演奏を聴いたのですが、何より驚いたのは我が子にではなく、同じクラスのお友達の成長でした。
 そのお友達は、普段の練習でも教室の前に出ていくことができず、また順番に席で弾いてみることもできず、いつも泣いておりました。
 ところが、その発表会では、ステージで堂々と、時に笑顔で演奏できていたのです。
 「変化は可能」なのだとあらためて強く感じた次第です。なお、我が子の演奏もよかったですよ♪
 それでは、5月の勉強会のご案内です。
 5月7日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <4月の勉強会(第140回)>
解決のための面接研究会 各位
 明日から新年度ということで、新しい一歩を踏み出される方もいらっしゃることと思います。また、新しい一歩でなくとも、例えば職場での座席が変わられるという方も、いらっしゃるかもしれません。
 
 ただ座席が変わるだけといっても、今まで背中にしょっていた景色が、目の前に見える位置に移動する場合はもちろんのこと、ひとつ席が横にずれただけても、随分新鮮な気持ちになるものだと思います。
 
 仕事も同僚も上司も変わらないとしても、見える職場の景色が変わるだけで、思った以上に世界は違ってくる可能性を秘めているのかもしれません。
 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <3月の勉強会(第139回)>
解決のための面接研究会 各位
 先ほどから、部屋の中にいると恐ろしげな風の音が聞こえてきます。
 テレビや新聞が言っていた「暴風雪」というイメージがどんどん膨らみ、暗い気持ちになってきておりました。
 
 恐る恐る、カーテンを開けて窓から外をのぞいてみると…
 意外に雪の量は少なく、風は強いですが何となく大丈夫そうに思えてきて、恐ろしげなイメージが少し萎んでいってくれました。
 
 風が強いことや暴風雪という報道、これらの私の世界を構成する素材は変わらなくても、目で、耳で、入ってくる情報で、ずいぶんとこころもちは変わってきました。
 
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <2月の勉強会(第138回)>
解決のための面接研究会 各位
 経済評論家の勝間和代さんが、次のような指摘をされておりました。
 
 「株価や競馬などの変動要素が大きい分野では、専門家の知識や情報が増えても必ずしも予想の精度は上がらないが、なぜ私たちは専門家の言説を信じてしまうのか。それは、専門知識が増えるほど、予想の精度は上がらずとも、予想者の自信が上がっていくからであり、専門知識を持つ人ほど、自信満々に断言するからだ」(北海道新聞、H25.1.15夕刊)
 
 経済に限らず、対人援助の領域でもありえる話です。
 日々の事例の中で自信満々に断言していないか自らを省みた今日この頃です。
 
 さて、2月の勉強会のご案内の前に、ワークショップをひとつご紹介させていただきます。
 東京で4月にイヴォンヌ・ドランさんのワークショップが開催されるとのことです(添付ファイルのとおり)。
 お申し込みはソリューションランドのホームページをご参照ください。
 
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2013年 <1月の勉強会(第137回)>
解決のための面接研究会 各位
 今年注目を浴びたもののひとつにiPS細胞がありました。
 細胞を初期化して多能性を蘇らせるというのが私の大雑把な理解ですが、ひそかに気になっているのは、この技術が招く「時」の認識への影響です。
 
 これまでの一般的な「時」のイメージは、過去から未来へと(もしかすると左から右へと線状に)流れるものですが、これは人の成長、老化、死といった不可逆的な事実に支えられている側面もあるのではないかと思うことがあります。

 今後、iPS細胞の普及で細胞レベルでの初期化が広まり、例えば老化が各個人で随分異なる時を示すことになった際には、そのイメージはどのように変化していくのでしょうか。
(時をどう捉えるかでソリューションの質問も変わるような気がいたします)
 
 それでは、2013年につきましても、当会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
 1月の勉強会は、以下のとおりです。
 1月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <12月の勉強会(第136回)>
解決のための面接研究会 各位
 11月24日にあった北海道日本ハムファイターズのパ・リーグ優勝パレード。
 凄かったですね、紙吹雪。
 普通の吹雪は嫌ですが、どうして紙吹雪だとこんなにワクワクするのでしょうか。
 空から舞い降りる大量の紙吹雪とたくさんの歓声で、普段の悩みから解放されたという方がいても不思議ではありません。
 
 ソリューションの考え方では、問題と解決は関係ないのですから、これも立派な解決構築なのかもしれませんね。
 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <11月の勉強会(第135回)>
解決のための面接研究会 各位
 吉永小百合さん主演「北のカナリアたち」が公開されております。
 原案が収録されている湊かなえさんの「往復書簡」(幻冬舎文庫)に、印象深い一文がありました。
 
 『「仮説」って大変なものだと思う。頭のいい人が「こうだったんじゃないか」と仮説を立てて、「それもあり得る」となったら、仮説は事実になってしまうことをわたしは初めて知った』
 (同上所収「十年後の卒業文集」P.102-103)
 
 面接やケースワークの際に仮説や見立てを用いるときには、注意が必要です。
 また、意識できないまま仮説に振りまわされることもあるようです。
 
 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <10月の勉強会(第134回)>
解決のための面接研究会 各位
 100歳の現役医師である日野原重明さんが講演会にて、
 
 「一番大切なのは、運命というのは自分でデザインできるということ」…(1)
 「誰を友にするかということが非常に重要である」…(2)
 
 とお話されていたとのことです(北海道新聞2012,9,23朝刊)。
 私たちも面接をする中でクライエントに(1)のように思っていただけるように、エンパワメントできれば素晴らしいですよね。(2)は誰もがそうだよなと頷くことのできる当たり前のことかもしれませんが、100歳の言葉の重みを感じます。
 
 また、セラピスト自身がクライエントにどのように見えているのかを感じることも、面接をする上で大切なことかもしれません。日野原さんのようにありがたい存在として見られていることは、きっと稀ですよね。

 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <9月の勉強会(第133回)>
解決のための面接研究会 各位
 ロンドンオリンピック。
 出場や記録を目指す過程にこそ価値があると思いつつ、メダルに一喜一憂してしまいました。
 さて、何名かの選手が大会のはじまるずっと前から、「金メダルとれました。皆さんに感謝。」という趣旨の日記や色紙を書いていたというエピソードがあることをテレビで知りました。
 手に入れたい未来、なっていたい自分を先取りして、具体的にイメージすることで、よりよい変化を起こす可能性が高まる。
 トップアスリートたちもそのように考えているのだと思いました。
 ソリューションでも同じような考え方があるのではないでしょうか。
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <7月の勉強会(第132回)>
解決のための面接研究会 各位
 最近の我が子のお気に入りはテレビの変身ヒーローです。
 気がつけば変身ベルトを身につけ、決めポーズをとっています。
 私が悪役を演じてごっこ遊びをするときの子どもは、いつもとちょっと違って勇ましくなったりしています。
 
 クライエントが悩みから解放される変身ベルトは、某ヒーローのスイッチのようにほんの小さなものごとから構成されるのではないかと、悪役中にふと思いました。

 それでは、7月の勉強会のご案内です。
 7月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <5月の勉強会(第131回)>
解決のための面接研究会 各位
 本屋大賞をとった「舟を編む」(三浦しおん、光文社)を私も読んでみました。
 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この小説は辞書作りに関わる、言葉を大切にする登場人物たちが織りなす物語です。
 印象的だったのは次の台詞です。
 
 「記憶とは言葉なのだそうです。香りや味や音をきっかけに、古い記憶が呼び起こされることがありますが、それはすなわち、曖昧なまま眠っていたものを言語化するということです」(212頁)
 
 ソリューションの面接においても、クライエントにどのように言語化してもらうかは、とても重要なことだと考えております。
 否定的に認識されていた出来事が、ソリューションの視点で言語化することで、全く違う意味を与えられてクライエントの解決に資することも少なくありません。
 それでは、5月の勉強会のご案内です。
 5月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <4月の勉強会(第130回)>
解決のための面接研究会 各位
 今日から新たなスタートを切ったという方もいらっしゃるかと思います。
 街では新しいスーツや靴を身に付けたフレッシュな方々の姿が目に飛び込んできます。
 思わず「初心」を思い出し、身が引き締まる思いです。
 
 さて、ソリューションを学び始めたときの苦労や、新鮮な気持ちを思い出すのも、この時期には相応しいことと考えます。
 
 単純な因果律を否定する点、
 クライエントの能力を徹底的に信じる点、
 クライエントの望ましい現実をひとつひとつ構築していく点…
 
 日々の生活(現場)のなかで、ともすれば忘れてしまうこともあるのかもしれません。
 
 是非とも初心忘るべからず
 時々の初心忘るべからず
 老後の初心忘るべからず
  〜世阿弥「花鏡」

 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <3月の勉強会(第129回)>
解決のための面接研究会 各位
 大河ドラマといえば2009年は「天地人」で直江兼続が注目されました。
 兜の「愛」の前立が有名ですよね。
 さて、兼続の思考方法はとてもソリューション的だったようです。
 童門冬二氏(「小説直江兼続」集英社文庫)によれば、次のようにまとめられています。
 
 ・どんな状況に追い込まれようと、なぜこうなったかは考えず、この状況をどう突破するかを考える。
 ・目は過去には向かず、未来に向く。
 
 ソリューションも「なぜ」という原因探しより「どうする(どう変える)」に、力点をおきます。
 そして未来志向であることもしばしば強調されるところです。
 (未来志向でクライエントの過去から解決のかけらを探すイメージです)
 
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <2月の勉強会(第128回)>
解決のための面接研究会 各位
 大河ドラマでは「平清盛」が始まりました。
 その名前を見聞きすると次の言葉が反射的に思い浮かびます。
 
 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」
 
 平家物語のこの言葉、すべてのものは必ず変化し、一瞬とて同じではいられないということを読む者に訴えてきました。
 クライエントの抱える悩みや問題とされているものも、必ず変わりうると言えるはずです。
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月14日(火)18:30〜  かでる2・7





2012年 <1月の勉強会(第127回)>
解決のための面接研究会 各位
 旧年中は当会の活動につきまして大変お世話になりました。
 本年も何卒よろしくお願いいたします。
 
 さて、皆さまは「おみくじ」を引かれましたでしょうか。
 私事で恐縮ですが、私は中吉でした(内容は悪かったのですが…)。
 昨年は「除夜の鐘」や「初夢」をソリューションの質問で使うことを考えてみましたが、「おみくじ」を質問で使うとどうなるのでしょうか。ベースはスケーリングQで、例えば次のようにお聞きします。
 
 「それでは、あなたの(どん底を大凶とすると)現在は何吉でしょうか?」
 
 小吉という回答がクライエントからあった場合には、
 「もし中吉になったとしたら、どのように違っていますか?」等と、お聞きするのはいかがでしょうか。
 ※ 管見のため、既に同じような質問方法があるかもしれません。その際は、ご容赦ください。
 
 本年も皆さまの例会・講座へのご参加をスタッフ一同お待ちいたしております。
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月10日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <12月の勉強会(第126回)>
解決のための面接研究会 各位
 さっぽろホワイトイルミネーションが大通公園などで始まりました。
 また、個人でもお庭でイルミネーションを楽しむ方がたくさんいらっしゃいます。
 暗くなると綺麗な電飾で存在感を発揮する木々たちを見ていると、前からそこに在ったにも関わらず視界に入っていなかったことに気が付きます。
 
 クライエントの生活の中にたくさんある解決のかけらは、イルミネーションで光輝く木々と似ているのかもしれません。
 
 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <11月の勉強会(第125回)>
解決のための面接研究会 各位
 以前担当していたクライエントのその後の様子を、予想もしなかった場面で偶然お聞きすることもあります。
 その方が、今の日々の生活の中でとても苦しまれていたら、セラピストは、無力さや非力さを痛感するかもしれません。
 それでも、感傷にひたってもいられません。自らを研鑽することが、お返しできる数少ないことではないでしょうか。
 ということで、11月の勉強会のご案内です。
 11月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <10月の勉強会(第124回目)>

解決のための面接研究会 各位
 我が子が1歳を過ぎたころ、右手で右の鎖骨あたりを触りながら
「わり~」と言っておりました。

 「悪い?」「怖い?」…何のことなのか最初は分からなかったのですが、
「わり~」「わり~」と続くうちに「おかわり!」を意味することに気が付きました。

  この身振り、大人から「おかわりだよね」と言葉をかけられることで、
今ではすっかり無くなりました。
 
無限の可能性を秘めた言葉も身振りも、大人から所与のものとして削られ、
身につけていく過程を垣間見た経験でした。
 
皆さまの周囲に「おかわり!」と言うときに鎖骨を触っているという方は、
いらっしゃいませんよね。
 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <9月の勉強会(第123回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日「探し物は何ですか〜♪」という歌が聞こえてきそうなほど、物を探しました。
 いつもとは違う場所に置いたような気もしますが、全く思い出せません。
 そのうち記憶が曖昧になり、虚実入り混じってきます。
 
 「別のカバンに入れたのではないか」
 「引き出しの裏に落ちたのではないか」
 「何かと一緒に捨ててしまったに違いない」
 
 そのどれもが事実であるように思われてきます。
 
 さて、ソリューションには、意図的に見方を変えることで、クライエント自身に動かし難いとイメージされている過去(記憶)自体を変えるところもあるように思います。この場合、私の過去はどんどん変わりました。
 そして、探し物は1週間出てこなかったのですが、諦めかけたころ偶然見かけた流れ星にお願いしたら、出てきました☆
 解決は意図せず、意外なところから生じたりもします。
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <7月の勉強会(第122回)>
解決のための面接研究会 各位
 ついに地デジ移行へのカウントダウンが始まりました。
 我が家はいまだにアナログなため画面左下に大きく「21日」等と出てきます。
 移行していない理由は各世帯あるはずですので、一方的なカウントダウンは、少なくともソリューション的ではないと言えそうです。
 
 (以下、面接場面でのセラピストの質問を想定)
 「あなたが解決するまで残された時間はあと21日。どんな変化がありましたか?」
 →これはひどすぎますね。それでは、
 「あなたがお困りの○○が21日で解決するとしたら、明日は何が変わっていますか?」
 →これは少しありそうな気が…やっぱりダメですかね。

 それでは、7月の勉強会のご案内です。
 7月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <5月の勉強会(第121回)>
解決のための面接研究会 各位
 職場などでちょっと苦手な人がいるという方もいらっしゃるかもしれません。
 私がちょっと苦手なその人は過度に体育会系なタイプでした。
 ふと、その人の机を見るとデスクマットに診察待ちの順番の紙が挟まっていました。
 随分前からあったようですが、そこには「0303」という数字が記されています。
 
 「それは何ですか?」とお聞きしたら、「3月3日に受診したらこの数字だった」とのこと。
 (桃の節句!?)
 
 その方の印象が少し変わったことは間違いありません。
 この少しの変化(相手は何も変わらず、私の心持ちのみが変わっただけ)が、関係まで変えることを実感した事例です。
 皆さまにはそのようなご経験がありますでしょうか?
 それでは、5月の勉強会のご案内です。
 5月10日(火)18:30〜  かでる2・7
 
 (上記事例はフィクションです)





2011年 <4月の勉強会(第120回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、古くなった我が家の食卓を買い替えた際の会話です。
 
 私「キズが付かないようにテーブルにのせたシート、ビニール臭いよね」
 妻「…。そう?」
 私「…家具屋ではのせない方がいいようなこと言ってたけど」
 妻「そう…それで?」
 
 なにか会話がかみ合いません。
 よくよく確認してみると「ビニール臭い」を「貧乏くさい」と聞こえたため、私の会話の意図が分からなかったとのことでした。
 
 この「貧乏くさい」までいかなくとも、「そんな意図で聴いた訳ではなかったのに」というズレは相談場面でも起こるかもしれません。
 また、会話の中での言葉の意味を決定する主体は発話(質問)する方ではなく、受け取る方ではないかと思いました。
 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月12日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <3月の勉強会(第119回)>
解決のための面接研究会 各位
 隣家から電磁波による嫌がらせを受けていると訴える事例。
 ご自身がいかに長い間、苦労してきたかを切々と訴えられます。
 同居するご両親も、やはり真剣に同様の内容を訴えられます。
 クライエントもご両親も、数多くの窓口で相談を続けてこられました。
 
 構成された世界。
 ご家族にとって、それは動かし難い事実になります。
 
 クライエントの見ている世界/住んでいる世界が、セラピストと少し異なるのではないかと感じる場面も、面接ではありえます。
 しかし、どのような世界でも、当然のことですが、それは傾聴され、十分に敬意を払われるべきものだと思います。
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月8日(火)18:30〜  かでる2・7
 
 (上記事例はフィクションです)





2011年 <2月の勉強会(第118回)>
解決のための面接研究会 各位
 通勤途中に後ろを歩く女性から次のような言葉が聞こえてきました。
 
 「ほんと、むかつく!」
 
 「ムカツク」というのは腹が立つの意で用いる言葉かと思います。
 強い口調だったので、ハッとしましたが、その女性は一緒に歩く男性に続けて言います。「わたし、そういうキャラじゃないからね!」そして笑い声。
 ムカついていないどころか、最近知り合った二人なのか、日々距離が縮まっているような感じです。
 
 言葉はいろいろな意味が付与されえます。
 やはり、文脈から切り離されては、その意味を正しく捉えられないようです。
 「ムカツク」が好意と一緒に使用されているのですから。
 
 面接においても、セラピスト側が文脈を見過ごし、勝手に意味付けしてしまいがちな言葉というのがあるのかもしれません。
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2011年 <1月の勉強会(第117回)>
解決のための面接研究会 各位
 皆さま、あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。
 
 さて、大晦日やお正月というのは気持ちを切り替える契機になりえますよね。
 日本人に馴染み深い言葉である「除夜の鐘」や「初夢」というのをソリューションの質問で使うとしたらどうなるのか考えてみました。
 例えば、ミラクルQの「あなたが寝ている間に奇跡が起こって…」と言うところを、「あなたが除夜の鐘の音を聞きながら寝入ったところ、翌朝には…」とするのはいかがでしょうか。前後は色々工夫します。名づけて除夜の鐘Q(笑)
 また、「あなたの問題が解決したと分かるような縁起のよい初夢を見られるとしたら?」と質問すると、悩みや問題と格闘していたクライエントも少し気持ちを切り替えられる、なんてことがあるでしょうか。
 ※ 管見のため、既に同じような質問方法があるかもしれません。その際は、ご指摘ください。
 
 皆さまなら、どのような質問を思い浮かべられるでしょうか。
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2010年 <12月の勉強会(第116回)>
解決のための面接研究会 各位
 皆さまは、クライエントを「説得」することがありますでしょうか?
 
 例えば、高齢になる母親が子どもから幾度も暴力を振るわれており、しかも、その子どもから「病院に行ったら(子どもが)逮捕されるかもしれないよ」と言われているような事例では、母親の力になりたくて、つい説得してしまいます。
 
 セラピストが、憤りや驚き、怒りや悲しみなどを覚えることは普通にあります。
 そして、ソリューションの考え方や技法を知ってはいても、目の前の事例が私たちの感情を刺激すればするほど、意識せずに説得に入ってしまう可能性が高まるように思います。
 
 ところが説得とは、クライエントよりも正しい答えをセラピストが知っているという前提があるようにも思います。
 さらには、解決を一足飛びに目指すような性急さもあるように感じられます。
 感情を刺激されるような事例では、クライエントの声にまずはじっくり耳を傾けるという、当たり前のところから意識的に始めるのがいいのかもしれません。
 
 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月14日(火)18:30〜  かでる2・7
 
 (上記事例はフィクションです)





2010年 <11月の勉強会(第115回)>
解決のための面接研究会 各位
 皆さま、地デジ対応のテレビは既に購入されたでしょうか。
 我が家は未だにアナログです。
 先日、同僚から「アナログだとテレビに何て表示されているの?」と聞かれ、「そうそう、常に画面の上下にね…」と言いかけて、正確にどのように表示されているのか思い出せずに少し戸惑いました。
 毎日(強制的に)見ているのにも関わらず。
 
 人は経験した(この場合は地デジに買い替えるよう促す表示を見るという経験)すべてを、経験したものとして正確に想起できる訳ではありません。
 解決に役に立つものごとについても、クライエントは記憶としてほとんど留めず、素通りしているかもしれません。
 きっとあるはずです。例外。解決のかけら。変化に繋がる出来事。などなど。クライエントがそれら素通りしているものに気が付けるよう会話を続けることは、セラピストの大切な役割だと思います。

 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月9日(火)18:30〜  かでる2・7





2010年 <10月の勉強会(第114回目)>
 今の仕事を続けながら、もう一つの仕事を掛け持ちするか、
今の仕事を辞めて、集中的に求職活動をするかでずっと悩まれていた事例。

 さらに仕事を辞める辞めないで悩むうちに、飲酒を繰り返してしまいます。セラピストは、この二者択一にはまりそうなので、
「割合スケーリング」を使ってみました。

  「10のうち、辞めたいのと、辞めないで掛け持ちするのとは何対何ですか?」

 ずいぶんと悩まれた後で、クライエントの答えは、
「4は辞めるで、6は掛け持ちです…」


 こうなれば、その後の面接を組み立てやすくなりますよね。
この事例では、具体的な目標が出てきた時点で、その自信をスケーリングし、
さらに小さく実現可能な行動を引き出す方向で進めました。
 
なお、この「割合スケーリング」は当会オリジナルとなっておりまして、
詳しくは推薦図書「みんな元気になる~」の46~47ページをご覧ください。

 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月12日(火)18:30〜  かでる2・7

  (上記事例はフィクションです)





2010年 <9月の勉強会(第113回)>
解決のための面接研究会 各位
 出勤する際に保育園へ子どもを預ける、ある母親の事例。
 子どもの服選びに毎朝苦戦しているとのこと。
 
 親「この服はどう?」
 子「嫌」
 親「これは?可愛いよ」
 子「嫌、可愛くない!」
 …ゆっくり子どもに付き合ってあげたいと思いつつ、時間のない朝でもありイライラ。
 子どもは何を言っても「嫌」となり、親子ともに辛い時間になっておりました。
 
 クライエントである母親は、生活に起こってほしい違いを言葉にでき、何より自分が解決の主体であると認識。この事例は無事解決です。
 さて、どんな変化が起こったのでしょうか?
 母親が取り組んだこと、それは「前夜のうちに翌日着る服を子どもと選ぶ」でした。
 
 一見地味でも、クライエントの生活に合った、無理なく続けられる変化は、とても有効なのだと感じた事例でした。
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月14日(火)18:30〜  かでる2・7


 (上記事例はフィクションです)





2010年 <7月の勉強会(第112回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日子ども向けのバイエルを見ていると、休符についての説明がありました。
 
 「休符という名称から誤解を招きやすいのですが、響きのある音符となんら変わりなく重要であり、事実において音楽は進行しています。(中略)休符に対して単なる休みという考えを抱かせぬように音符に対する場合と同等の注意を払って下さい」(全音楽譜出版社)
 
 私は恥ずかしながら誤解をしていた訳ですが、ふと面接のことを考えました。
 ソリューションは様々な質問を言葉で投げかけるため、クライエントは時に沈黙します。
 沈黙されると私たちは我慢できずに次の質問をしたり、無意味なつなぎの言葉を発したりしがちですが、先の休符と同じように、沈黙も事実において面接が進行しており、言葉と同じように重要と言えるのではないでしょうか。
 時に沈黙から解決のための大きな変化が生まれ、驚くこともあります。
 
 「解決構築では臨床家がクライアントの沈黙に耐えることを求めている」
 (解決のための面接技法<第3版>P.43)
 
 それでは、7月の勉強会のご案内です。
 7月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2010年 <6月の勉強会(第111回)>
解決のための面接研究会 各位
 帯広で5月22日に開催した入門講座も大盛況でした。
 ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
 さて、今回は6月の例会と、当会で開催する実践講座について、ご案内いたします。
 まずは、6月の勉強会のご案内です。
 6月8日(火)18:30〜  かでる2・7





2010年 <5月の勉強会(第110回)>
解決のための面接研究会 各位
 今回は5月の例会と帯広で開催する入門講座について、ご案内いたします。
 まずは、5月の勉強会のご案内です。
 5月11日(火)18:30〜  かでる2・7





2010年 <4月の勉強会(第109回)>
解決のための面接研究会 各位
 先日、部屋のカーテンを閉めていると隣家との間に男性らしき人物が見えました。
 気のせいかと思いましたが、やはりこちらを窺っている様子。最近、庭の雪の上に見慣れない大きめの足跡が残っていたのを思い出します。だんだん心配になり、よく見える度の強いメガネに変えて再度カーテンからそっと見てみると…なんと、隣家の灯油タンクだったのです!
 もし度の強いメガネで見直していなければ、私は周囲に不審者がうろついていると不安になり警戒したかもしれません。それは少しずつ生活にも悪影響を与えたことでしょう。
 
 実際に「ものごと」があることも私たちに影響を与えます。
 しかし「ものごと」があってもなくても、それをどのように認識し自らの世界をつくる材料とするのかも影響が大きいはずです。
 
 クライエントがお話になるその世界はどうでしょうか?
 その世界は、たとえ客観的な事実=ものごとが存在しなくとも、クライエント自身には、確かにあるのです。
 ワンダウンと知らない姿勢で敬意を持ってお聴きするところから始めるのがよさそうです。
 それでは、4月の勉強会のご案内です。
 4月13日(火)18:30〜  かでる2・7





2010年 <3月の勉強会(第108回)>
解決のための面接研究会 各位
 精神科を受診し、服薬したのに、自分がどうなってもいいんだ、醜いんだという思いが増し、ライターで手首を炙ったという事例。
 セラピストは傾聴、言い換え、コンプリメント、そしてリソース探し…と、ソリューションに沿って面接。
 クライエント自身が取り組めそうな課題を、クライエントの中から一緒に見つけた上で、最後にスケーリングQ。
 
 どん底だったときが「0」としたら?
 「7です」
 
 「問題」は既に「解決」を含んでいるのだということを強く思います。
 クライエントは、問題ではない状態を知っているからこそ「問題」と定義できるのだと。
 クライエントが考えているその非問題の状態を、聴き出し、役立ちそうなところを拡大等して返す。
 「問題」と「解決」は実は友達なのではないでしょうか。もちろん、その非問題の状態と解決は必ずしも一致するものではないでしょうが。
 
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月12日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2010年 <2月の勉強会(第107回)>
解決のための面接研究会 各位
 パニック障害で苦しまれている事例。子ども二人と一緒に面接する場面。
 
 まずは、お兄ちゃんに母親の病状をスケーリングQ。どん底を0としたら今何点?
 「40点」
 その点数が少し上がるとしたら何が違ってくるの?
 「もっと早く(呼びかけに)答えてくれる。前はパンパンという感じで早かった」
 なるほど。
 
 次に、弟くんにはお母さんがどうなってほしいか聴いてみます。すると、
 「もっと笑顔がいっぱい増えてほしい!」
 セラピストは、その女性に「ですって」とお返ししました。
 
 セラピストの知らないことを、普段クライエントの周囲にいる方たちはたくさん知っておりますし、願いもいっぱい持っているはずです。その周囲の声は、時にセラピストの技術を超えて、クライエントの力や勇気を引き出すことも多いのではないでしょうか。この子どもたちのように。
 それでは、2月の勉強会のご案内です。
 2月12日(金)18:30〜  かでる2・7
 
 (上記事例はフィクションです)





2010年 <1月の勉強会(第106回)>
解決のための面接研究会 各位
 うつ病で日々寝すぎることが悩みだと訴えられる事例。
 ご本人の中では、嫌な物を見ないために寝ているということで整合性があります。
 (「嫌な物」=「掃除や整頓のできていない部屋」)
 
 そこで、スモールステップで、失敗しないような目標をと考え、机の上か、目覚まし時計のホコリを取ることから始めてみてはどうかとセラピストが提案し面接終了。
 そして、次の面接では…「できませんでした」とクライエント。
 
 失敗してしまった訳ですが、理由のひとつは、この提案がセラピスト側から出てきたもので、クライエント自身から出てきたものではなかったからだと考えます。
 華麗な介入、一見奇抜な提案など色々見聞きすることもありますが、難しいものです。
 ソリューションの原則に立ち返り、クライエントの言葉から解決に役立つものを強調して返す。急がば回れがポイントです。
 
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月8日(金)18:30〜  かでる2・7
 
 (上記事例はフィクションです)





2009年 <12月の勉強会(第105回)>
解決のための面接研究会 各位
 雲からフラッシュをたかれる、以前はなかったヘリが飛んでいるのは自分を撮影するためだ、落ち着いて暮らせないと話される事例。
 面接では、今まで役に立った対策は何ですか?とお聞きすると「ない」「10年間続いている」。
 ソリューションでは、ここで挫けず改めて傾聴し、これまでの努力を言葉を変えてコンプリメント。
 その後、「どん底を0だとすると今は10段階でおいくつですか?」とスケーリングQ。
 話は脱線しつつも「ところで…」と粘って聴いていくと、「10年前より体調もいいし、フラッシュもあまり気にならなくなったから、10」との答え。
 セラピストが思わず「えっ?」と聴き返しそうになった事例でした。
 
 解決を構築していくために必要なことは何なのでしょうか。
 色々と大切なことはありそうですが、クライエントの能力に対するある種の楽観的な信頼や、頑張りを認め、出来ていることに目を向けるよう手伝い、エンパワメントするのだという強い意識。そのようなセラピストの姿勢や面接の大きな方向性は、細かな技法や、細かな失敗に一喜一憂することよりも大切ではないかと考えます。
 
 それでは、12月の勉強会のご案内です。
 12月11日(金)18:30〜  かでる2・7
 
 (上記事例はフィクションです)





2009年 <11月の勉強会(第104回)>
解決のための面接研究会 各位
 最近、天気がころころ変わりますよね。
 朝、空を見て、テレビで天気予報を見て、玄関を開け空気の感じを探っても、思わぬ雨や風に当たってしまいます。
 毎日経験し、気象衛星や統計その他あらゆる技術を用いても、晴れるのかどうなのか、明日(今日)の天気を知ることは難しそうです。
 
 ここで、ソリューションにおける「not knowing」
 
 「知らない姿勢」と訳されますが、おそらくは、本当に知らない、分かり得ないというところがスタート地点であると考えます。
 ソリューションは、クライエントがどうすればよいかのアイディアをセラピストが持つ必要はないという技法(考え方)ですが、「not knowing」は、ソリューションの技法を超えた大切なものを教えてくれているようにも思います。
 
 それでは、11月の勉強会のご案内です。
 11月13日(金)18:30〜  かでる2・7





2009年 <10月の勉強会(第103回)>
解決のための面接研究会 各位
 夫から暴力を受け、結果的に子どもを置いて逃げるしかなかった高齢女性の事例。
 当時はもちろんDVという言葉もなく、個人的な努力で暴力を避け、子どもとの最低限の幸せを願うも、それさえ叶わない。
 これまで他人に話をすることができなかったと、クライエントは涙をまじえてお話しされます。
 
 セラピストはいきなり解決を目指すのではなく、まず傾聴。よく耐えてこられたこと、大変なご苦労をされてきたことを共感的に、クライエントの言葉を用いてお返しします。
 
 失敗の視点ではなく、努力とその結果訪れている現在の価値について、改めてクライエントとセラピストが共有。
 過去にどんなに辛い出来事があったとしても、面接では傾聴後、過去の辛さではなく、今ここ、そして今後のクライエントの期待にこそ言葉を費やす大切さを感じた事例です。
 それでは、10月の勉強会のご案内です。
 10月9日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2009年 <9月の勉強会(第102回)>
解決のための面接研究会 各位
 ご自身でも理由が分からず、元気がないと感じていた事例。
 およそ1か月間は、ため息も多かったとのこと。
 
 さて、ソリューションでは、「なぜ元気がないのか?」といった原因探しには力を入れません。
 話を進めていくと、クライエントはキッチンにある観葉植物にしばらく水をあげていなかったことに気がつきました。
 水をあげてみて、変化があるかどうか気をつけて見て下さいねとセラピストが伝えて面接終了。
 次回面接では、晴れ晴れとした顔で「これが気になっていたのですね」と言われていました。
 観葉植物への水遣りが原因だった訳ではないでしょうし、「本当の原因」なるものもクライエント自身分からないのかもしれません。
 
 原因は客観的に物のようにどこかにあるものではなく、クライエントが意味を与えて初めて成立するものなのでしょうか。
 
 それでは、9月の勉強会のご案内です。
 9月11日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2009年 <7月の勉強会(第101回)>
解決のための面接研究会 各位
 インスーを幾度も日本にお呼びいただき、ソリューションの普及に力を尽くされてきた、磯貝希久子先生のワークショップ(札幌、旭川)を例会案内に続けて紹介いたします。
 関心のある方はぜひお申込み下さい。
 まずは、7月の勉強会のご案内です。
 7月10日(金)18:30〜  かでる2・7





2009年 <6月の勉強会(第100回!)>
解決のための面接研究会 各位
 ある病いの診断を受け、仕事を辞めて家賃も滞納。これまで何度か自殺を考えたという事例。
 自室にて大量に服薬し、首を吊ったとクライエントはお話しされます。
 丁寧にコーピングから解決志向で質問を重ね、最後にスケーリングQ。どん底を0として…?
 
 しばらく考えてクライエントが出した数値。「今は7です」
 
 このようなこともソリューションでは少なくないと思います。
 クライエントもセラピストも勇気づけられる技法であり思想がソリューションではないでしょうか。
 それでは、6月の勉強会のご案内です。
 6月12日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2009年 <4月の勉強会(第99回)>
解決のための面接研究会 各位
 北京五輪陸上銅メダリストの朝原さんが、北島康介選手のコーチである平井さんから「指導する時には現役時代に持っていた自身のこだわり、感覚を忘れないといけない」との助言を受け、選手としての自分の感覚を伝えるのではなく、相手の側に立ってその選手の考え、感覚を理解することが大切だと気付いたと、あるエッセイに書いておられました。
(北海道新聞、夕刊、2009.3.31)
 
 相談を受ける立場にいる者にとっては大変示唆に富む内容であると思いますが、皆様はどのように受け取られましたでしょうか?
 さて、4月の勉強会のご案内です。
 4月10日(金)18:30〜  かでる2・7





2009年 <3月の勉強会(第98回)>
解決のための面接研究会 各位
 ひとり親として、これまで数多くの苦労をされてきた女性の事例。子どもは小学校入学予定の長女と、生まれたばかりの男の子の2人。
 長女はこれまで表情がかたく、セラピストの問いかけに言葉を発することもほとんどなかったのですが、事前に弟の面倒をみることができる旨を確認していたため、「○○ちゃん(長女)はすごいね。□□くん(弟)の面倒をみてあげられるの?」と聴くことができ、「うん、ミルクだって作れるよ」と笑顔で答えてもらえました。
 そして、ぐずりだした弟を自らの腕で抱っこしてあやしてくれます。
 「どうやったらそんなことができるの?」とセラピストが続けて質問すると、「おむつも替えられるんだよ」「お母さん、うんちが出ているみたい」と少し誇らしげです。 コンプリメントは子どもにも有効なことを示す事例でした。
 それでは、3月の勉強会のご案内です。
 3月13日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2009年 <2月の勉強会(第97回)>
解決のための面接研究会 各位
 「変わるときは一瞬で変わる」と、ある先生が言われておりましたが、ソリューションを実践していると、そんな場面に出会うこともありますよね。
 
 例えば、人間関係で仕事が長続きせず、長くても3か月程で解雇されてしまう事例。
 クライエントは挫折感からか否定的な言葉を用いがちですが、粘り強くコンプリメント。それでも「体調を崩す」「眠気が襲ってくる」「○○だから次の仕事は決まらない」と落ち込み気味。
 セラピストが諦めずに例外やリソースを探していくと、クライエントは仕事に就くたび「今度こそずっと働きたい」という思いを誰よりも強く持っていることに気が付くことができ、コンプリメント。
 後日、クライエントは新しい仕事に就くことができ、最長期間を更新できるよう頑張ることもできました。
 
 「一瞬」ではないかもしれませんが、気がついたら何かが確かに変わっている。そんな事例は皆さんにもあるのではないでしょうか。
 それでは、2月の例会のご案内です。
 2月13日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2009年 <1月の勉強会(第96回)>
解決のための面接研究会 各位
 本年も当会の活動にご理解とご協力を賜り、深謝いたしますとともに、皆様によい年が訪れますよう、心よりお祈り申し上げます。
 それでは、1月の勉強会のご案内です。
 1月9日(金)18:30〜  かでる2・7





2008年 <12月の勉強会(第95回)>
解決のための面接研究会 各位
 「死んだら責任とってくれるんですか?」
 このような重たい言葉で始まり、終わるような面接もあります。
 セラピスト側の言葉一つひとつや行動(支援内容など)の選択の重みをあらためて痛感する事例です。
 日々の仕事ではソリューションを忘れそうなこともありますが、こういった事例を想定するたび、勉強不足を補っていかなくてはとの思いに至ります。
 それでは、新年に向け、今月の勉強会のご案内です。
 12月12日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2008年 <11月の勉強会(第94回)>
解決のための面接研究会 各位
 引き続き、ひきこもりがちな青年の事例。
 最終的に目標としていた就職を実現。クライエントの変化は、いきいきとした表情を含めて印象的。
 何がよかったのか面接を振り返ってみると、ソリューションの技法はもとより、その基本的な考え方が有効だったと思います。
 技法については、例えば「意欲と自信のスケーリング」(第3版 P.116)。予想していたよりも高い数値を示し、クライエントの自己評価や能力にセラピスト側があらためて気付けたという点でとても役立ちました。
 それでは、今月の勉強会のご案内です。
 11月14日(金)18:30〜  かでる2・7

 (上記事例はフィクションです)





2008年 <10月の勉強会(第93回)>
解決のための面接研究会 各位
 最近、私が出会った素敵な絵本を紹介します。

 五味太郎「いったでしょ」(偕成社、2004年)

 わずか数ページ、文字も少ないのですが、当会にて推薦している図書に負けないほど(大げさ?)勉強になります。
 楽しい絵本ですし、ソリューションを考える上でも参考になると私は思います!
 興味のある方はぜひ一度ご覧ください。
 それでは、今月の勉強会の案内です。
 10月10日(金)18:30〜  かでる2・7





2008年 <9月の勉強会(第92回)>
解決のための面接研究会 各位
 ひきこもりがちな青年の事例。
 病院にいくか、それとも就労を目指すかを一人でずっと考えて動き出せなくなったとクライエント。
 ソリューションでの面接に切り替えると、病院や支援団体に相談に行くなど目に見える変化が起きました。
 不思議なくらいにすんなりと。そこで、スケーリングQ。クライエントの答えは、どん底を0としたら「8」。
 さらに、セラピスト側から何かを言うまでもなく「こういう時が危ない」「0か100ではなくて、その中間が望ましい」と自分自身を戒めます。
 クライエントの力を再認識できた事例です。
 それでは、今月の例会のご案内です。
 9月12日(金)18:30〜  かでる2・7(330会議室)

 (上記事例はフィクションです)





2008年 <7月の勉強会(第91回)>
解決のための面接研究会 各位
 「もう何も自分でできなくなった」と訴える方の事例。
 子どもの頃の母親の養育態度や、関係者が満足できるまで話を聴いてくれないことなど、自分の周囲を批判ぎみ。
 頑張ってソリューションを続けてもクライエントにフィットせず。クライエント自身が解決の主体になるという面接になかなかできないこともありますが、そういう時は、次の面接につなげていく視点も必要です。
 「私は皆と違う。心が逆」とクライエント。ソリューションフォーストにはならないよう気をつけながら、クライエントの言葉を粘り強く拾うことの大切さに気付かされます。
 それでは、7月の例会のご案内です。
 7月11日(金)18:30〜  かでる2・7(330会議室)

 (上記事例はフィクションです)





2008年 <6月の勉強会(第90回)>
解決のための面接研究会 各位
 先にご案内をさしあげていた「ソリューション面接実践講座(2008年)」は、おかげさまでご好評をいただいており募集人数まで残すところ数名となりました。
 もしご参加が可能な方がいらっしゃいましたら、ソリューション面接の基本的な考え方と技術をしっかり身につけられる講座ですので、ご検討いただきましたら幸いです。  
 それでは、6月の勉強会の案内です。
 6月13日(金)18:30〜  かでる2・7(330会議室)





2008年 <5月の勉強会(第89回)>
解決のための面接研究会 各位
 ソリューションを用いて面接をしていると、クライエントもセラピストも元気になる事例に出会います。
  そのような事例は、ソリューションの考え方の有効性などに、はっとさせられる時でもあったりします。
 皆さまは、最近どのような事例と出会いましたでしょうか?
 せっかくですから、勉強会で少しでも共有できれば幸いです。
 それでは、5月の勉強会の案内です。
 5月9日(金)18:30〜  かでる2・7(330会議室)





2008年 <4月の勉強会(第88回)>
解決のための面接研究会 各位
 雪解けもあっという間にすすみ、春の訪れですね。
 職場等に、新メンバーが加わるといった変化のある方もいらっしゃるでしょう。
 何かわくわく・ドキドキするような4月です。
 ソリューションについても、新鮮な気持ちで勉強できそうな気がします。今回の例会は、入門的で参加しやすい企画となっておりますので、久しぶりにソリューションの勉強をしてみようかしらという方も含めて、皆さまぜひご参加下さい。
 なお、今回の案内から連絡係が変更になっております。よろしくお願いいたします。
 それでは、4月の勉強会の案内です。
  4月11日(金)18:30〜  かでる2・7(1020会議室)



 

 

 


2008年 <3月の勉強会(第87回)>


解決のための面接研究会 各位



 既にご存じの方もいらっしゃることとは思いますが、お勧め温泉情報を。
余市にあるフゴッペ温泉「貴泉天山樂(きせんてんざんらく)」です。
余市の町から小樽方面へフルーツ街道を進み、フゴッペ川に沿って上流(右側)へ
入ります。山里にひっそりと佇む一軒宿で、正に温泉で癒されます。
泉質は“ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉”だそうです。
このような趣のある温泉は、段々貴重になってきているように思います。
http://www.tenzanraku.co.jp/



3月の勉強会の案内です。


 3月14日(金)18:30~  かでる2・7(540室)


 内容:ケース検討「ロールプレイ」
 ケースをソリューションの考え方に沿って、ロールプレイを使って検討したい
と思います。是非、ご参加の皆様からケースを提供いただけますようお願いい
たします。


 

 




2008年 <2月の勉強会(第86回)>


解決のための面接研究会 各位

 

熊野古道に行ってきました。古来から、人間は自然の中の神聖なものを崇め奉っ
てきて、そのことを子孫に伝え残してきたと思うのですが、このところ、そのこ
とを、きちんと子どもたちに伝えられているのかと少し心配になっています。



2月の勉強会の案内です。


 2月8日(金)18:30~  かでる2・7(540室)


 内容:テーマ「外在化の発想」「虫退治」に象徴される外在化の発想、担当者が現場で使う外在化の発想を紹介し、外在化のグループワークをします。


 

 






2008年 <1月の勉強会(第85回)>


解決のための面接研究会 各位

 

明けましておめでとうございます。
思えば、昨年は「偽」の言葉どおり、人の心の中身が問われるような出来事が多
かったですね。お金は大切なものですがそれに目がくらんで、何か大事なものが
見えなくなってきているのを感じざるを得ないですね。


年が明けて、早速1月の勉強会の案内です。


 1月11日(金)18:30~  かでる2・7


 内容:「事例検討」
 ~事例検討をしたいと思います。内容は当日発表です。


 

 






2007年 <12月の勉強会(第84回)>


解決のための面接研究会12月の勉強会の案内です。

 今月は通常の第二金曜日ではなくて、一週間早くなっ
ていますのでお間違いのないように。


 12月7日(金)18:30~  かでる2・7(330室)


 内容:「サイレントインタヴュー」~今年のフォローアップ講座1回目で好評だった「サイレントインタヴュー」を行います。「私の話を聴いてください、あなたの話を聴かせてください、でも声は出ません」というところから始め、SFAでの非言語的な行動等について振り返ってみ
ます。といっても難しいワークではないですので、お気軽にご参加ください。


 

 






2007年 <11月の勉強会(第83回)>


解決のための面接研究会 各位



 ファイターズの敗戦は悔しいけれど、53年ぶりの悲願の日本一実現もまあいいと
するか。

11月の勉強会の案内です。


 11月9日(金)18:30~  かでる2・7


 内容:「事例検討によるソリューション」


  事例を使って、解決構築的な援助を考える内容になると思います。



2007年 <10月の勉強会(第82回)>



2007年 <9月の勉強会(第81回)>
解決のための面接研究会9月の勉強会のお知らせ

皆様、夏休みは取られましたか?
私は以前から思っていた、焼尻島でのキャンプ生活を実現してきました。人口
350人くらいの小さな島では今年保育所が廃止になり、小中学校の生徒が17名と
聞きました。この先何十年か後に、島民は島がどんな姿になることを願っている
のかななんてふと考えました。


夏が終わって、勉強会のお知らせです。


 9月14日(金)18:30~  かでる2・7


 内容:「タイムマシン・クエスチョン」解決像を構築できることが、解決に向けて大いに助けになると考えられますが、その解決像を構築するための手法の一つであるタイムマシン・クエス
チョン等を練習しあいながら、解決像の構築を体感することができればと考
えております。


 





2007年 <6月の勉強会(第80回)>


解決のための面接研究会6月の勉強会のお知らせ

 

国を挙げて自殺予防に取り組もうと法律も作り、すべての地方自治体、民間団体
などと一緒に活動を展開している最中に、国の政治の中から自殺者を出してしま
うという状況は、いかにも地に足が着いていないという世相を表しているように
思います。


地に足が着いた対人援助を目指して、6月の勉強会案内です。


 6月8日(金)18:30~   かでる2・7 1050室


 内容:事例検討
    参加者から事例を募って検討します。


 

 





2007年 <5月の勉強会(第79回)>


解決のための面接研究会5月の勉強会のお知らせ



 このところの乗り物事故なんかを見ていると、熾烈なコストダウン競争の結果、
最も大事な安全性が軽視されるというおかしな状況が生じているように思います。
さらに、労働環境における様々なストレスから、おかしな事件も起きています。
目標や目的が見えにくくなってきている世の中で、寄る辺って何なのだろう?と
考えてしまいます。


さて、5月の勉強会の案内です。


 5月11日(金)18:30~   かでる2・7 1050室


 内容:ロールプレイ


  テーマ1:参加者からのトピカルな事例


  テーマ2:コンプレイナント関係をどう脱却できるか(テーマ1がない場合)


 

 







2007年 <4月の勉強会(第78回)>


解決のための面接研究会4月の勉強会のお知らせ



 先月の例会は、急にお知らせの内容と変更になってしまいすみませんでした。
3月に予定はまた別の機会にします。
春になって、確実に太陽の勢いを近くに感じられて嬉しいです。


さて、4月の勉強会の案内です。


 4月13日(金)18:30~   かでる2・7 1050室


 内容:「ガイダンス面接におけるSolution」


 ※ガイダンス的な面接で、こちら側の専門的知識で応答できるうちはいい んですが、こちら側の持っている知識や能力を超えた対応をクライエントから求められることがあります。こちら側が専門家として「知っている」立場にあるガイダンス面接から、「分からないない」立場に切り替えなければならない場面とも言えます。ガイダンス的な面接におけるSolutionを考えてみたいと思います。


 

 







2007年 <3月の勉強会(第77回)>


解決のための面接研究会3月の勉強会のお知らせ



 今年は心なしか春が来るのが早い気がしますね。
早く、風を切って自転車に乗れるくらい暖かくなればいいなと思ってます。そう
したら是非、自分の住んでいる周りで、自転車で行けるくらいの距離のところを
丹念に立ち寄ってみたいと思います。お金はかからず、しかも何か新しい発見が
できそうな気がするのです。そんなウキウキ気分をちょっと抑えて、

3月の勉強
会の案内です。


 3月 9日(金)18:30~   かでる2・7 510室


 内容:「相談機関に直接的な介入を期待してくる家族の相談」


 私がいつも困るのは、いかにして行動するのはこちらではなく、相談に来た
人だという認識を持ってもらうかということです。そんなことを、考えてみ
たいと思います。


 

 







2007年 <2月の勉強会(第76回)>


解決のための面接研究会2月の勉強会のお知らせ



 今年は暖かい冬が続いてますね。どう考えても、子どもの頃はもっと寒かったよ
うに思います。どちらにしても、歳を取るにつれて、早く春が来ることを願う度
合いが強くなるように思うのですがどんなもんでしょう?
さて、急に我々の拠り処を失った悲しみはありますが、気を奮い立たせて学ぶこ
とが、インスーに対する一番の供養なのではないかと思いつつ、勉強会のご案内
です。


 2月 9日(金)18:30~   かでる2・7 510室


 内容:“自分自身が今、実際に困っていることにソリューション”


 ロールではなく、実際に困っていることがらについて、3人一組になって互いにカウンセリングをしてみたいと思います。

 みんなの前でお話ししてもいいなと思えるような“困っていること”を
用意してきてください。どうしても思いつかないかたは、身近にいる方の困っていることでも結
構です。


 

 






2007年 <1月の勉強会(第75回)>


解決のための面接研究会1月の勉強会のお知らせ

 

明けましておめでとうございます。
2007年はどんな年になるのでしょうか。世界中の至る所で起きつつある争いごとが、少しでも少なくなるような年であればいいと願わずにはいられません。
私事では、去年末に職場のパソコンが故障し、年明けには自宅のパソコンの調子が悪くなり、ストレスフルな状態になってます。パソコンという便利な道具にかなり頼った生活スタイルになっていて、それに頼れなくなったときのもろさも感じますね。


 さて、今年初めの勉強会のお知らせです。


 1月12日(金)18:30~   かでる2・7 510室


 内容:「事例を元にソリューションを考える」


  事例を使いながらソリューションを考える
内容を用意しています。





 

 

 

2006年 <12月の勉強会(第74回)>

 

 

 





2006年 <11月の勉強会(第73回)>


解決のための面接研究会11月の勉強会のお知らせ

 

日本ハムファイターズの優勝は、正に北海道一丸となったチームプレイの勝利だ
ったように思います。選手たちがそれぞれの持ち味を遺憾なく発揮しあって、そ
れが全体のパワーとなって結果につながるというすごさを感じました。
さて、11月の勉強会のお知らせが遅くなってしまいましたが、次のとおり開催し
ます。


 11月10日(金)18:30~   かでる2・7 510室


 内容:『お説教はもうたくさん』(インスーの面接ビデオ)視聴
全部で90分、公開講座の実演のために、隣の州からわざわざ面接にやってきた家族をインスーが面接したヴィデオです。インスーとスティーヴの対話、治療
チームとインスーの対話、家族とインスーの対話、最後にインスーとスティー
ヴの対話という構成になっています。(今は亡きスティーヴも登場するんです
ね)


 

 







2006年 <10月の勉強会(第72回)>


解決のための面接研究会10月の勉強会お知らせ

 

本格的な秋です。
もうそろそろストーブが・・・。そんな季節ですね。
陽が短くなって寂しい感じがします。暗くなると、道ばたでコオロギが一生懸命
鳴いていました。10月の勉強会は次の予定です。


 10月13日(金)18:30~   かでる2・7


 内容:「私ってウザい?と泣く大学生の事例」


 アスペルガーの傾向も感じられるケースへの対応について、特に「何をどうコンプリメントするか」を中心に進めたいです。


 

 







2006年 <9月の勉強会(第71回)>


解決のための面接研究会9月の勉強会

 ご案内

暑かった夏が終わろうとしています。皆さんの今年の夏は如何でしたか?
私にとっても、いろいろな思い出を残した夏でしたが、やはり駒苫の活躍を抜き
には語れません。数々の美辞麗句もありますが、私は単純に燃えました。最後に
試合では負けたけれど、実のところ全然負けていないということを教えてもらっ
た夏でもありました。
さて、秋になったら勉強を・・・・。
9月の勉強会は次のとおりです。

 

9月8日(金)18:30~   かでる2・7


 内容:「ビジター・タイプ関係にあるカウンセリング」


 「主治医が受けろといったからカウンセリングを受けている」といった
ビジター・タイプ関係のカウンセリングです。


 

 







2006年 <7月の勉強会(第70回)>


解決のための面接研究会7月の勉強会 ご案内&お知らせ



 夏が来ましたね。今年の夏は暑い夏になってくれるのでしょうか?
このところは、世界中が熱くなっている「ワールド・カップ」の行方に気が取ら
れて、こまめに寝たり起きたりしているので、日にちが何日経ったのか分からな
くなるときがあります。いよいよあと1週間でクライマックスです。
さて、7月例会のご案内です。


 7月14日(金)18:30~   かでる2・7


 内容:「ソリューションを用いたコンサルテーション」


 職場で如何に同僚とうまく関わっていくかという内容についてのコンサルテーションを通して、実際にソリューションを用いたコンサルテーションを体験してみます。


 コンサルテーションは、相談業務に関わる職ならば必須の発想です。


 クライエント(不登校の子、患者本人など)に対してではなく、クライエントに関わる人(教員、専門家、そして保護者など)に対して行う援助です。


 解決志向ブリーフセラピーの重鎮、森俊夫先生から伝授された
 コンサルテーション・ワークを用いて、体験してみましょう。


 

 






2006年 <6月の勉強会(第69回)>


解決のための面接研究会6月の勉強会 ご案内&お知らせ



 ようやく北海道にも春、そして一気に夏の気配がしてきました。
また、そろそろいろいろな行事や企画が本格的に動き始めていることと思います。
6月の勉強会のお知らせをお送りしますが、今年度は、昨年度のやり方を変えて
「初級者向け」と「中級・上級者向け」という区別をもうけません。毎回、どな
たでもいらしてください。
 深くじっくりとソリューションの勉強をされたいという方のためには、別に「フ
ォローアップ講座」を開設します(5/27スタート、今回は、定員に達しました)。


 6月9日(金)18:30~   かでる2・7


 内容:「事例検討をソリューション風に」(予定)



 

 





2006年 <5月の勉強会(第68回)>


解決のための面接研究会5月の勉強会 ご案内&お知らせ



 春の足取りがのろくてちょっとイライラしますね。でも、もう少しで本格的な
アウトドアの季節ですね。ゴールデンウィークは思いきり外で・・・・。


 さて、4月は第6回の入門講座を行いました。そして、今年度もまた、毎月の
勉強会をおこないます。
 今年度は、昨年度のやり方を変えて「初級者向け」と「中級・上級者向け」と
いう区別をもうけません。毎回、どなたでもいらしてください。深くじっくりと
ソリューションの勉強をされたいという方のためには、別に「フォローアップ講
座」を開設します(別途、ご案内しております)。


 5月12日(金)18:30~   かでる2・7


 内容:「事例に基づくロールプレイ」



 

 






2006年 <3月の勉強会(第67回)>


解決のための面接研究会3月の勉強会 ご案内&お知らせ



 ちょっと暖かい日が続いて春が近いかなと思ったら、今日の札幌は久しぶりの積雪です。でも、もうすぐ春ですよね。3月の勉強会です。


 なお、4月は22日(土曜)午後1時半から、いつもの「かでる27」で「入門講座」を予定しています。毎月の勉強会はありません。まもなく「入門講座」のご案内をお送りします。


 3月10日(金)18:30~   かでる27


 内容:「話をきちんと聴く(傾聴)ということ」


 「自分自身の相談を振り返ると、相談者の話をきちんと聴く前に、こちらの枠組みで考えていたり、評価したりしていることが多いことに気づきます。そこで、今回は、事例をもとに、『話をきちんと聴くこと』について考えてみたいと思います。もし、ちょっと行き詰まっていたり、参加者の皆さんで「相談者の話を聴けていない」と思う事例がありましたら、ぜひぜひ、お出し下さい。参加者から事例がないようでしたら、私が「全くといっていいほど、話を聴けていなかった(と思う)事例」を出したいと思います。どなたも、ふるって参加していただければと思います」



 

 






2006年 <2月の勉強会(第66回)>


解決のための面接研究会2月の勉強会 ご案内&お知らせ


 
 雪祭りなど冬のお祭りが目白押しの2月。初旬は寒さもピークでしょうね。インフルエンザ大流行の兆しとのニュースもあります。皆様,体調管理は万全に!
 

 2月10日(金)18:30~  かでる27

 内容:「ガチガチにプロブレムトークを展開し続けるクライアントの面接」


 

 






2006年 <1月の勉強会(第65回)>


解決のための面接研究会1月の勉強会 ご案内&お知らせ


 
 年末の慌しさにくわえ、悪天候の連続でさらに気ぜわしい毎日をお過ごしではないでしょうか。少し早いですが、来年1月の勉強会のご案内を差し上げます。
 皆様、よいお年を!!


 1月13日(金)18:30~  かでる27


 対象(目安):中級・上級者


 内容:
 テーマは,「支援者(カウンセラーなど)に解決,回答を強く求める相談者や繰り返し「死にたい」と訴える相談者をどう支援するか」

 12月の事例から大きなヒントを得て,事例ロールプレイで,ソリューション的にどう支援するか,検討してみたいと思います。


 支援者として困難を感じる事例の多くが,解決を,回答を,強く繰り返し求めてくる相談者のように思えるのです。また「死にたい」と訴える相談者もその対応が難しいと感じています。


 みなさんは,どうしていますか?
 参加者のみなさんから広く,深く,お聞きしたいです。



 

 





2005年 <12月の勉強会(第64回)>


解決のための面接研究会12月の勉強会 ご案内&お知らせ


 今年最後の勉強会です。皆さまにとって今年はどんな年でしたか?慌しさに加え、世間では心が痛むようなニュースを見聞きすることも少なくない今日この頃。
 新しく迎えられる年、皆さまがお健やかで温かな日常を送られますことお祈り申し上げます。
 以下に、勉強会のお知らせとお願いを載せます。


 12月9日(金)18:30~  かでる27


 対象(目安):初級者


 内容:テーマは「対話・会話としてのセラピー」です。シェイザーの著書「解決思考の言語学」のなかで、『セラピーという行為は、対話的、会話的な性質である・・・・。賢明なセラピーとは、クライエントとセラピストが賢明な方法で「一緒に」セラピーをすすめていくことだ。』というフレーズを見つけました。


 ハーレン・アンダーソンの「コラボレイティブ・アプローチ」も、大事なモデルだと思ってます。


 クライエントとセラピストが普通の会話をしながら、気がついたらクライエントが希望の可能性を見いだしているなんていうのが理想のような気がします。



 

 




2005年 <11月の勉強会(第63回)>


解決のための面接研究会11月の勉強会 ご案内&お知らせ



 数日前、TVに初雪の映像が流れていました。雪の季節がやって来ますね。


 11月11日(金)18:30~  かでる27


 対象(目安):中級・上級者


 内容:担当者からは、タイムマシンクエスチョンとミラクルクエスチョンの両方をやっちゃいましょう!ってな伝言がゴザイマシタ。


 なんだかてんこ盛りでお得な感じがしますね。どんな展開になるんでしょう。連絡係のワタクシもこうやってお知らせしながら興味シンシンデス。



 

 





2005年 <9月の勉強会(第62回)>


解決のための面接研究会9月の勉強会 ご案内&お知らせ


 
9月を前に、ここ数日ぐっと秋らしくなってきましたね。今年も北海道にしては高温高湿の夏となりましたが、いかが過ごされましたか。疲れが出やすい時期でもあります。どうか、ご自愛ください。


 以下に、勉強会のお知らせをいたします。


 9月の勉強会(62回目)
 9月9日(金)18:30~  かでる27


 対象(目安):初級(奇数月ですが、今回は例外です)


 内容:来てのお楽しみです!乞うご期待!


 

 






2005年7月 <7月の勉強会(第61回)>


解決のための面接研究会7月の勉強会 ご案内&お知らせ


 
いつまでも気温が上がらないなぁと思っていたら7月を前にグゥ~ンと急上昇。一気に夏の到来ですね。海が山がビヤガーデンが呼んでいるぅ~。おぉーごっくん。


 ところで、以下お知らせいたします。


1.8月の月例会は例年通りお休みとなります。


2.9月の月例会は参加目安を初級者とします。
(通常、奇数月は参加目安を中級・上級者としていますが、本9月のみ例外としま
す。なお、初級・中級・上級という表現はあくまでも御参加の際の目安です。自由な参加を拒むものではありません。誤解なさらないで下さいね)


3.月例会御参加の際、予めの手続き等は不要です。

 当日、直接会場にお越し下さい。

今回の勉強会は以下のとおりです。


 7月8日(金)18:30~  かでる27


 対象(目安):中級・上級者


 内容:「ソリューションでアディクション問題を考えてみよう」


 解決に至る途は一つだけではないというSFAの考え方でいくと、依存症への支援にも、クライエントの解決への枠組みに沿って様々な途があり得ると思っています。今回は架空の事例を使ってロールで面接を行い、メッセージを考えるところまでやってみたいと思います。



 

 





2005年 <6月の勉強会(第60回)>


解決のための面接研究会6月の勉強会 ご案内&お知らせ


 
月例会の日はよさこいソーランですね。皆様の中にも、よさこいダンサー?がい
らっしゃるのでは?今年は肌寒い日がズルズルと続きましたが、このお祭りが夏を呼んでくれそうですね。←ほんとかぁ?
 6月の勉強会は以下のとおりです。


 6月の勉強会(60回目)←偶然ですが、6月・60回。ふーむ。


 6月10日(金)18:45~  かでる27


 ※通常は18:30開始ですが、今回のみ担当者の都合により上記時間くらいの開始になります。ご了承ください。


 対象(目安):初級者


 内容:ミラクル・クェスチョン(MQ)にプチ・チャレンジ
チャレンジの前に“プチ”をつけることで担当者の
MQに対する苦手意識を表現してみました。

 名前は派手ですが、ホントは地味?なMQを想像し、創造するという行程を僅かながらでも体験できればと
思います。

 お願いです。ご参加の際、今少し気になること、少し悩んでることを各自用意していただければと思います。
でも、けっして参加条件というわけじゃぁゴザイマセン。ご用意なくてもお気軽にご参加を!ハイ。



 

 






2005年 <5月の勉強会(第59回)>


解決のための面接研究会5月の勉強会 ご案内&お知らせ



 5月13日(金)18:30~  かでる27


 対象(目安):中級者・上級者


 内容:来てのお楽しみ!


※ビデオを用意しますが,テープは撮影されているご本人方の希望がある場合に限り,ご当人方のみに差し上げます。それ以外,記録は削除し残しません。



 

 





2005年 <3月の勉強会(第58回)>


解決のための面接研究会3月の勉強会 ご案内&お知らせ


 
弥生3月。春ですねぇ。けれど,真冬日ですねぇ。
インフルエンザが2種類も猛威をふるってますねぇ。
“春は~名のみの~”と早春賦を口ずさむことさえ憚られそうな・・・。
皆様,インフルエンザ大丈夫ですか?
 3月の月例会です。


 3月11日(金)18:30~  かでる27


 対象(目安):中級者・上級者


 内容:事例を取り上げたいと思っています。


    もし、参加してくださる方で、困っている事例を提供して
いただけるのでしたら、ぜひぜひお願いいたします。


    うまくいくかどうかわかりませんが、今回は、せっかく
 ビデオがありますから、ソリューションにそんなになじみの
    ない方でしたら、自分の面接を、熟練したスタッフに解説を
    してもらうことを考えていますし、逆に、熟練したスタッフの
 面接をビデオで見て、いろいろと解説してもらいたいながら、 技法等について勉強していきたいと思います。


    担当者は、不慣れ不勉強ゆえ、皆様と一緒に勉強させていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。


※ビデオを用意しますが,テープは撮影されているご本人方の希望がある場合に限り,ご当人方のみに差し上げます。それ以外,記録は削除し残しません。


 

 






2005年 <2月の勉強会(第57回)>


解決のための面接研究会2月の勉強会 ご案内&お知らせ

 
雪が降りますねぇ。さぶいですねぇ。もうすぐ雪祭りですねぇ。流氷もシーズンを迎えますねぇ。


 2月の月例会です。(注!今回だけ第一金曜日!)


 2月4日(金)18:30~  かでる27 510研修室


 対象(目安):初級者


 内容:“聞く”の一歩手前のところをやってみようかと・・・。まぁ,別段目新しくもないことです。今回は,ソリューションに直接触れることはないかと思います。ご容赦を。


※ビデオを用意しますが,テープは撮影されているご本人方の希望がある場合に限り,ご当人方のみに差し上げます。
 それ以外,記録は削除し残しません。



 

 





2005年 <1月の勉強会(第56回)>


解決のための面接研究会1月の勉強会 ご案内&お知らせ


 
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!


 さて、2005年!今年最初の月例会です。



 1月14日(金)18:30~  かでる27 510研修室


 対象(目安):中級・上級者


 内容:ソリューションのグループでの活用について


※ビデオを用意しますが,テープは撮影されているご本人方の希望がある場合に限り,ご当人方のみに差し上げます。それ以外,記録は削除し残しません。



 

 





2004年 <12月の勉強会(第55回)>


解決のための面接研究会12月の勉強会 ご案内&お知らせ


 つい先日未明の道東の地震。皆様、被害はありませんでしたか?今年はほんとうに
いろいろありましたね。


 さて、今年最後の月例会です。



 12月10日(金)18:30~  かでる1050室


 対象(目安):初級者


 担当者より内容コメント:(予定)


 玉真先生から教えてもらった(と、こちらが勝手に思っている)、「聴く」方法を身につける(又は、確認する)ロールプレイをやってみます。


 「繰り返し」「要約」「コンプリメント」が身についているか、自分はどんなクセをもっているかなど、しっかり確認してみましょう。


 ロールプレイをビデオを使って録画、再生して、検討してみたいと思います。



 

 





2004年 <10月の勉強会(第54回)>


解決のための面接研究会10月の勉強会 ご案内&お知らせ



 立て続きの台風到来。なぎ倒された木々がまだまだ目立ちます。
皆さま、大丈夫でしたか?


 11月の例会はありませんのでご承知おきください。



 10月の勉強会
 10月8日(金) 18:30~  かでる27  940室
 

 対象(目安):初級者
 

 内容等は未定です。開けてびっくり玉手箱??


 

 





2004年 <9月の勉強会(第53回)>


解決のための面接研究会9月の勉強会 ご案内&お知らせ

 

 お久しぶりです。アテネオリンピックでは金メダル続出。寝不足の方もいらっしゃるのでは。それから、これでもかこれでもかとやってくる台風。皆さま大丈夫ですか?



 9月の勉強会
 9月10日(金) 18:30~  かでる27 940室


 対象(目安):中級・上級者


 担当者からのメッセージ:


 「初心者からヘビーユーザーのみなさん!『スケーリング』と『ミラクルクエスチョン』をおさらいし、深く味わってみましょう」(できれば)そのディープな世界を体験していただきましょう。
 

    もしかしたら、明日から『スケーリングの魔術師』とか『ミラクル
     クエスチョンの巨匠』になれるかもしれません?!
    ・・・ というようなことを言ってると、どこかからお叱りの声が
しそうですが、まあ、私が担当ですから、かなり良い加減に
 なる予定です。どうぞ、お気軽に(かつ、騙されないようにご
用心しつつ)お参加ください。



 

 





2003年 <12月の勉強会(第46回)>


解決のための面接研究会12月の勉強会 ご案内&お知らせ



 師走なのに雪がほとんどないちょっと不思議な感じの札幌ですね。いよいよ、毎年恒例の大宴会(?)、クリスマスパーティ(?)です。


 もちろん、勉強会はいつも通り、というか、ちょっと特別、


「年末スペシャル ビデオ上映会」です。


 大宴会は、勉強会終了後の21時半ころから始まる予定ですが、もちろん、大宴会からの途中参加も大歓迎です(会場注意!!)



 12月の勉強会
12月12日(金曜日ですよ!!)

 かでる2・7 520研修室 18:30~


 中味は、


 年末スペシャル ビデオ上映会 「スティーブ・ディシェザ-の『偽の手がかりを追うな』」です。


 インスーと共にソリューションを作って来た夫スティーブ・ディシェザ-主演(?)のビデオです。もちろん、インスーも出演します。


 私たちの勉強会ですから、ビデオを観て終わりってことにはならないと思いますが・・・・どんなことになるかは、来てのお楽しみ。



 勉強会は、21時までです。その後、21時半くらいから、年に1度の「大宴会」です!

 

 

2004年1月以降の予定です。毎週第2金曜日になります。

 
1月9日(金)  かでる2・7 520研修室


 2月13日(金)  かでる2・7 520研修室

 
3月12日(金)  かでる2・7 520研修室


 いずれも、18:30から